「勝山 やまのサーモン」お披露目! 勝山市内を中心に飲食店で提供スタート。

2024/06/20

ブランドメインビジュアル/©勝山DMO

勝山市の新たなブランド特産品として淡水で育てられた養殖サーモン「勝山 やまのサーモン」がお目見え。お刺身は程よく脂が乗り、サーモン!?とすら感じる“コリコリ”と弾力のある食感が特徴です。今年は約600匹が成育し、そのうち500匹を販売。6月下旬から8月下旬頃の2ヶ月限定で勝山市内の飲食店を中心に出荷。各店舗にてお寿司や焼きものなど、各種メニューとして提供される予定です。

現在、提供予定の飲食店は下記の通り(6/18時点)

・割烹 銀寿司
・秀寿司
・扇寿し
・旬菜食祭お食事処 花月楼
・厨ぼうず
・旬彩酒坊 禅や
・美食空間 蘭月
・ビストロ GINO
・スキージャム勝山
・Apero & Patisserie acoya(永平寺町)

「勝山 やまのサーモン」体長は約60センチ、重さ約3キロ

サーモン養殖の取り組みは勝山淡水漁業協同組合と勝山市が連携し、市の特産品化を目指して2022年12月より本格的にスタート。養殖場は勝山市野向町横倉『あまごの宿』に隣接。山々に囲まれた自然豊かな環境に位置し、同養殖場では約50年に渡りアマゴやイワナ、ヤマメなどを養殖。2018年からは「ふくいサーモン」となるニジマスの稚魚の養殖にも取り組み、主に嶺南地区を中心に出荷。近年、淡水化に取り組もうと、その中の一部を海面に出さずに山間部のこちらにて育ててきました。

養殖池は全32面。そのうち5面で「勝山 やまのサーモン」を養殖/©勝山DMO

特徴はその養殖池の形で、四角形や円筒形ではなく八角形。「壁や角にぶつかりにくく、絶えず流れができ泳ぎ続けられるような構造。なので、自然と運動量が多くなり、身の締まった成魚に育ちます」と『あまごの宿』で養殖を手掛け、漁業協同組合組合長も務める北川雅敏さん。また、白山の山々から流れ出る雪融け水は水質がよく、水温20度以下を保ってくれる。自然環境に近い状態が作れるのだそうです。

新鮮だからこその旨味と食感が堪能できる

「勝山 やまのサーモン」は淡泊でありながら、サーモンのしっかりとした旨味が味わえます。身の引き締まった歯ごたえのある食感が特徴で、お刺身はもちろん、お寿司やグリル、揚げ物など、和洋どんなお料理とも相性ぴったり。北川組合長も「絞める直前まで泳がせておくことができるので、非常に新鮮な状態で飲食店に送り出せます。試食いただいたお店の方にも好評。自信を持って提供できます」と話します。

6/18メディア発表会にて。
左から勝山DMOマネージャー今井三偉さん、組合長北川雅敏さん、勝山DMO代表取締役宮塚和彦さん

「勝山 やまのサーモン」のブランド推進にあたっては、勝山の道の駅などを手掛けてきた勝山市観光まちづくり株式会社(勝山DMO)が事業協力。名称について、DMOのマネージャーを務める今井三偉さんは「海面養殖とは全く異なること、そして恐竜時代から長い歴史を持つ恐竜渓谷をイメージしてもらうことを目指し、”やまのサーモン“と名付けました」と話しました。

色合いは、美しいサーモンの身、山々の豊かな緑、清らかな水を表現/©勝山DMO

ブランドロゴは山間部の木々の葉っぱをサーモンの魚影に見立て優しさのある雰囲気に。順次このロゴをあしらったポスターを勝山市内外でも展開予定。

今回の事業協力について今井さんは「DMOとして地域支援を掲げ約7年、観光業を中心に取り組んできました。今回、ブランド化という意味では、農林水産の分野は初めてでしたが、改めて地場のポテンシャルの高さ、魅力に気づかされました。担い手不足など様々な問題がある中で、地域の支援になること、地元の人のパワーになることを今後も継続していきたいです」と語りました。

「勝山 やまのサーモン」については今後のさらなる販路開拓や加工品での展開も企画中とのことです。

まずは2ヶ月限定での販売。各飲食店での提供時期・メニューは異なりますが、この機会にぜひ味わってみてください!

<問い合わせ>
勝山市観光まちづくり株式会社
0779-87-1245








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#グルメ#奥越

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