
国際女子プロテニスツアー「大東建託オープン2025」福井大会は5月26日(月)、福井運動公園県営テニス場で女子シングルス準決勝、決勝と女子ダブルス決勝を行った。
シングルス決勝では、第2シードの木下晴結(ミキハウス)が、第4シードの虫賀心央(フリー)に6ー1、6ー4でストレート勝ちして、ITFツアー初優勝を飾った。
プロ1年目の木下は決勝後、「(準優勝した)富山大会を含めて2週間、優勝を目指して準備してきた。初タイトルを日本でとることができて、すごくいい大会になったと思う」と、喜びを語った。
木下・虫賀はともに19歳。世界を目指す若手の登竜門となる「大東建託オープン」にふさわしい決勝の舞台となった。
24日(土)・25日(日)は雨天順延となり、ようやく迎えた決勝。木下が多彩なプレーとフットワークを生かして、序盤からリードを奪う展開となった。第1セットに続き、第2セットも木下が5ー1と先行するしたが、虫賀も力強いストロークを武器に3ゲームを連取するなど、意地を見せた。
「(虫賀さんとは)過去に1度対戦したことがあり、アグレッシブで常に攻める姿勢を見せてくる選手。『走り負けない』という気持ちで挑んだ」と振り返った木下。「まだまだ目標は上のところにあるので、課題と向き合いながらレベルアップしていきたい」と、次の大会を見据えた。
また、福井大会のトーナメントディレクター、土居美咲さんは「(木下選手らしい)バリエーションも使いながら、しっかりと攻める形ができていたと思う。(虫賀選手は)早い展開で攻めるショットも見られた。2人とも希望をもって次に進める大会になったと思う」と、決勝を振り返った。
また、女子ダブルスは第1シードの細木祐佳(フリー)/吉岡希紗(こみぞ眼科)が優勝。3-6、 7-5、[10-2]で、西野菜穂(日本)/辻岡史帆(Fテニス)に逆転で勝利を飾った。
試合後のセレモニーでは、2023年の福井大会で鯖江出身の林恵里奈とダブルスを組み準優勝している吉岡が「思い入れのある決勝で、優勝という形で終わることができてよかった」とコメント。また、細木は「吉岡選手とは初めてのペア。2人で最後までファイトすることができたので、またダブルスを組めたらいいなと思う」と話した。
3年目の開催となった福井大会。トーナメントディレクターと務めた元世界30位の土居美咲さんは「10代の活躍が目立ち、『大東建託オープンシリーズ』のコンセプトにも添ったいい大会になったと思う。(若い選手たちには)これから世界でタフに戦っていく中で、成長する楽しみを見つけていってほしい」などと、大会を振り返った。
「大東建託オープン2025」は、杉山愛さんらが代表理事を務める『Square Plus(スクエア・プラス)』が主催し、「ITF W15」のカテゴリーに位置づけられる国際大会。
ITF(国際テニス連盟)によるワールド・テニス・ツアーで、女子プロテニスの最下部の大会となる。世界ランキング獲得のためのファーストステップ、WTA(女子テニス協会)ランキングへとつながる大会。
6月には 「大東建託オープン2025」大阪大会、札幌大会(2週)が開催される。
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