日々URALA(ウララ)

川上なな実のYellTalk|第2のステージで変わりたい自分

あっついですね~! 長い長い夏はあと少し、いや、あと1、2ヶ月か…頑張って乗り切りましょ~!!!!

この夏は川に縁があるみたいで2カ所素敵なところに行ってきたので載せますね♪
1個目は東京都内から車で1時間半くらいで着く奥多摩の氷川渓谷

息子くん川でもどんどん奥に行きたがって、手を繋いでも離そうとするし、かなりヒヤヒヤしましたが水がとにかくキレイでたくさんのマイナスイオン浴びて最高のオアシスでした(涙)
『都会に戻ってまた頑張るぞ!』って気にさせてくれました(笑)

それが6月末のこと♪


2個目は旦那の仕事の関係で8月上旬に日光に息子と行ってきて、

霧降川の床滑へ

3人で小さな滝を目指して足場に気をつけながら進んで行ったのがなんともサバイバル”力”を試されているようでみんなで往復して戻ってくると達成感があって、最後に川の浅瀬でしばらく景色を眺めているのがなんともエモくてね(笑)

多少の怪我をしたとてそれもまたね(笑)

息子は今回怖がってダダ(パパ)にずっと抱っこしてもらってたけど来年はライフジャケットとか川用の靴とか揃えてたくましく遊ぶ姿が見れたらいいななんて♪

『息子よ。大自然や大都会でたくましく生きてほしい!』

ほんとに日々そう思うんですよ。

世をどれだけしんどい時でも楽しくサバイバルして、のびのびとできる力を持てるかって。

幼稚園と保育園選びをしていてね
小さい間は親が選ぶ必要があるからどんな子になってほしいのかって漠然と考えてみるんです。

『たくましく生きてほしい』
私は息子に対してこれにつきますね。

あ!そうだ!おまけの日光、華厳の滝も載せておきます!
ちょっと怖いぐらいの迫力だった! けど日光行って気持ちがスッキリしました!


先日、開催した懐かしのマスカッツメンバーとトークライブしてアイドル現役だった頃は何かと捉えるもの全てネガティブになっていたってポロッと自分の言葉から出て思ったんです。

それは10代の頃から続く私の性格の癖だってことを。

(少し気持ちが不安定だった)友達に何度も「絶交」って言われるたびに自分の何が悪かったのかをとことん考える癖ができてしまっていたことを思い出したんですよね。

自分に自信を無くして、責めてしまう癖がそこからあって。

基本ネガティブ思考なのに究極の負けず嫌いだから反骨心みたいなものが何事にもあって、トガってましたね~

まぁそんなトガりがあったから知らぬ間にAVデビューしちゃって、世に出ちゃったら後戻りは出来ないことをあとで知って、覚悟決めて10年間現役で頑張るって決めたんでしたね。

それを私はやり遂げたわけで。
次のステージに進もうと、この3年と半年はどうしたらいいかわからず正直ずっともがいちゃってました。

俳優業一本でやって行くと決めて
俳優業って長いなが~い年げつを待つのが仕事なのに
今まで仕事人間でいろんなことに手を出してやってきていたから焦っちゃったんですよね。

それに新しい家庭と育児があってパンクしてました(笑)

引退当時、
『私はAV業界から出て新しい道を切り開きたい!!!』
ってカッコつけちゃったんですよ(笑)

ダサいな~

ウケるな~

でも今も変わらず根底にあります。

AV女優を引退する時に世の中にその職業への偏見はあるって自覚していたはずなのに
「大変な道を選んだ」って周りの大切な人たちに言われていたのに

自覚が足りていなかったですね~

先日、とあるSNSでバッシングを受けて私が思っている以上にSNS内ではAV女優への偏見があるメッセージを目の当たりにしました。

その言葉に少しこたえました。

フォローのメッセージもたくさんありました。

私を応援してくれる方って母性本能みたいなものがある方が多くてですね。

たくさんの方に見守られているんだなって。

今回、私がいけなかったのは炎上している話題に間違ったトゲのある情報を加えて載せてしまったのがバッシングの原因だったのかなと

自分の自覚の無さに反省しました。

それと共にずっと変わりたかったというか、消したかった自分のイヤな気持ちにムチを打たれた気がして、これをきっかけに吹っ切れた感じがありました。

どんな気持ちかっていうと
なかなか話しづらいことではありますが…

私はデビューのきっかけがAVとは知らずに騙されたところから始まってしまったのでずっと”被害者意識”が強くあったんですよね。

そんな自分の気持ちがとてつもなく嫌で私の好きなエンタメとして浄化しようと引退の時に「自伝的小説」を書いたんです。

それでも引退して3年半はずっと嫌な気持ちを無くすことはできずにどう処理していいかわからない感情が押し寄せては消えの連続でした。

その”騙された”という現実に対して

『恐怖心だったり、悔しさだったり』という”深い悲しみ”の感情を受け止めきれずに何度も逃げていたんだと思います。

今になって、えっと13年越しですかね。

ちゃんと受け止めることができた気がします。

一種の詐欺にあったみたいな感じですよね。

大袈裟かもしれませんがその心の傷を今やっと癒せてる気がします。

あの時は辛かったって。

一度できた傷を消そうとするのは間違っていて、上手く付き合って行く方法を探す必要があるんだと。

あと、つね日頃それを抱える必要はなくて、自分を責めるのではなく”自分を大切にしながら”今を楽しんで良いんだという事も感じました。

「今の私幸せだな~」みたいな。

”被害者意識”があるうちは誰が手を差し伸べてくれていても景色は変わらないんです。

自分を責めるだけの世界に閉じこもっていたら第2のステージに行くことは出来ないんです。

わたし変わりたいんですよね。

自分の気持ちを整理させてくれるウララさんの連載に感謝して。

ここまで読んでくれた、いつも私を支えてくれるアナタに感謝して。

直接言葉にでききらない気持ちをくんで寄り添ってくれる家族に感謝します。

最後に
これだけは言っておきたい。

細かい話になりますが私を騙した人物、会社は現在AV業界には一切存在しません。
AV業界で10年間も最前線で活躍させてくれた事務所やメーカーの方々、スタッフの方とファンのみんなのおかげで

大袈裟ではなく、当時は”もういつ死んでもいい”と思っていた私に、生きる意味や希望を与えてくれて、本当に感謝しています。

AV業界の人たちは今も一生懸命エンタメと向き合っています。

そこで救われる人たちが一定数いるという事だけ知ってほしい。

私はこれからもAVを引退してからの道すじ作りをコツコツと…粛々と…していきたいと思っています。

SNS内であったように”イメージ商売”の世の中であるというのは実感しています。

これからどうやってイメージ商売の世の中で頑張って行けばいいかはわかりません。

わからないけど精進することはやめません。

来月の投稿は福井帰省編です♪
お楽しみに!




川上なな実
1990年福井県生まれ。バラエティアイドルグループ恵比寿マスカッツで2022年解散。AV女優業とストリッパーとしても活動。同年現役引退し、俳優業に専念することを発表。主な出演映画やドラマは「下衆の愛」「全裸監督」「東京の恋人」など。
川上なな実オフィシャルサイト Instagram X







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