バスケットボールBリーグ2部(B2)の福井ブローウィンズは11月19日に記者会見を開き、今シーズン(2025-26シーズン)の平均入場者数が4062人となり、新B1となる「Bプレミア」の審査基準となる平均4000人に到達、昨シーズン平均の2603人を大きく上回り、順調に推移していることを明らかにしました(11月2日のホーム戦終了時点の7試合平均)。

また、昨シーズン(2024-25シーズン)の経済波及効果について約34.5億円と発表しました。
クラブ設立2年目でB2昇格を果たした2024-25シーズンは、32勝28敗で東地区4位、プレーオフではクオーターファイナルで敗れ、目標に掲げていた「最短でのB1昇格」を逃しましたが、ホームゲームの観客動員数は7万8096人(2023-24シーズンは6万9673人)と前年を上回り、チケット収入が約1億6000万円(同1億1000万円)と増加しました。
そのほか、約200社(同148社)のスポンサー収入が約3億1500万円(同1億9000万円)、会場内消費額は約7790万円(同約6800万円)などと伸ばしたことで、直接経済効果を約20.6億円(同約16.7億円)と算出しました。そのほか、生産波及効果を約13.9億(同約11.3億円)と算出。
今シーズンのホームゲーム来場者数は以下の通り。
岩手ビッグブルズ戦
10月10日(金)3909人
10月11日(土)4076人
信州ブレイブウォリアーズ戦
10月15日(水)3597人
横浜エクセレンス戦
10月24日(金)3929人
10月25日(土)4250人
熊本ヴォルターズ戦
11月1日(土)4093人
11月2日(日)4579人(クラブ史上最多)
2029-30シーズンからの「Bプレミア」参入に向けて、その審査基準のひとつとなっている平均入場者数4000人は今シーズン、必達の条件。福井ブローウィンズの7試合平均4062人は、B1を含めた全体で18位、B2では神戸、福島について3位と高い水準で推移しています。
会見で、福井ブローウィンズの湯本眞士代表取締役は「(福井は)リピーターが多い。シーズンを通して、3試合は絶対に足を運んでいただくことが重要だと考えている」と述べました。また、「3試合見ないと今シーズンのブローウィンズは語れない」として“3部作”の施策を展開。12月のホームゲームからは「Midnight Series」と銘打って会場演出を変更、選手たちは3rdユニフォーム「Midnight edition」を着用して試合に臨みます。
バスケット以外の集客施策についても、11月以降、アーティストライブやプリキュアショー、キッチンカーフェス、デザートビュッフェチケット、合同就職説明会などを計画しています。
次のホームゲームは、11月22日(土)、23日(日)の第9節。敦賀市総合運動公園体育館でライジングゼファー福岡と対戦します。
B2リーグ 2025-26 第9節
福井ブローウィンズ VS ライジングゼファー福岡
【会場】敦賀市総合運動公園体育館
【住所】福井県敦賀市沓見149-1
【日時】2025/11/22(土) 15:05試合開始、11/23(日) 14:05試合開始
【HP】あり
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