【日々URALA誕生!私が日々大切にしていること】
2019/05/25
福井県護国神社では、毎年ゴールデンウィークになると元気な赤ちゃんの泣き声が響く。「ふくい泣き相撲」は、 『子どもは国やその地域の宝。そんな子どもたちに元気に育って欲しい』との願いを込めて、平成20年から始められた。赤ちゃんの元気な泣き声と、家族の皆様の優しい笑顔。新緑も鮮やかな境内は幸せな雰囲気に包まれる。郷土力士として絶内な人気を誇った、大相撲元小結の大轍。現湊川親方は、この行事に平成26年の第7回大会から参加している。
今年参加した赤ちゃん力士は410人。爽やかな風薫るこの時期の行事としてすっかり定着した。湊川部屋の力士が協力し、元気な赤ちゃんの泣き声が響くたびに幸せな笑顔が広がっていく。湊川親方は「福井の皆様の応援があったから現役時代も、今もやってこれた。微力ながら恩返しができれば」という思いで、本部席から取り組みを見守る。
未来を担う福井の赤ちゃんたちを見守る、その優しい眼差し。湊川親方の人気は今でも健在で、時折ファンから声を掛けられ、記念撮影に応じる姿も見られた。「これからも力がある限り、福井の皆様のために尽力していきます」。永遠の”郷土の星”から、最後に頼もしい一言をいただくことができた。
湊川親方
福井県大野市出身、元大相撲力士。身長193cm、得意としていた技は左四つ、吊り、寄り。最高位は西小結(1987年3月場所)。現在は湊川親方として活躍
2019/05/25
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