2026年4月29日 OPEN
若狭町岩屋の緑豊かな場所にひっそりと佇む、『スパイスカレー 十和』。この地域ではかつて、たばこの葉の栽培が盛んに行われていたそう。店舗は、収穫した葉を乾燥させるために使われていた蔵を、店主・旭 達哉さんのご両親がカフェとして改装した空間です。この春、カフェを閉めることになったのを機に、旭さんがスパイスカレー専門店として新たなスタートを切りました。

扉を開けると同時に迎えてくれるのは、ふわりと漂うスパイスの香り。じんわりと食欲を刺激されながら席に付くと、大きな窓の向こうには岩屋の穏やかな風景が広がり、時折、JR小浜線が走り抜ける姿を見ることもできます。旭さんがスパイスカレーに魅了されたのは、9年ほど前のこと。合わせる素材や調合によって表情を変えるスパイスの奥深さに惹かれ、関西や中京、福井県内の専門店を巡りながら、自分の味を追求してきました。
クミン、コリアンダー、ターメリックを土台に、約15種類のスパイスからそれぞれのカレーに合わせて使い分け、バランスを調整しています。なかでも「まず食べてほしい」と話すのが、看板メニューの「十和チキンカレー」です。スパイスの豊かな香りを立たせつつも辛さはまろやかで、子どもからお年寄りまで食べやすい味わいに仕上げています。合わせるご飯には、自家栽培の「アキサカリ」を使用。ふっくらと炊き上げたお米が、スパイスの風味をやさしく引き立ててくれます。
「ひよこ豆のココナッツカレー」のあいがけ1300円
メニューは「十和チキンカレー」のほか、「和風ポークキーマカレー」「ひよこ豆のココナッツカレー」の3種類。2種のあいがけも選べるため、それぞれのスパイスの個性を一皿で楽しめるのも嬉しいポイントです。今後は「十和チキンカレー」を軸に、季節限定のカレーも登場予定です。実はドリンクや手づくりのスイーツにもこだわりがあり、コーヒーは旭さんのお父さんが自家焙煎した豆を使用。手づくりのクラフトコーラも人気で、カレーと合わせれば、スパイスの心地よい余韻がさらに深まります。さらに、秋の収穫期には、地元の特産品である「岩屋梨」を使った限定スイーツもお目見えする予定だそうです。
豊かな自然に囲まれた若狭町岩屋で、ゆっくり味わうスパイスカレー。気取らずに過ごせる穏やかな空間で、心地よいひとときを過ごしてみませんか。
スパイスカレー 十和(とわ)
【住所】福井県三方上中郡若狭町岩屋53-30-1
【電話】090-7740-5566
【時間】11:00〜15:00(14:30LO)
【休日】木曜(不定休あり)
【席数】11席
【駐車場】6台
【SNS】Instagram
※支払いは現金、PayPayのみ
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