劇団四季を退団後も、舞台やミュージカルの世界で精力的な活動を続けている、越前市出身の俳優・飯田洋輔さん。昨年11月には、地元・越前市で初の凱旋コンサート『The DOORS』を開催しました。

「東京に続き念願の福井、しかも生まれ故郷の越前市で公演できたことは何より嬉しかったです。地元で歌うことで、原点に立ち返ることができましたし、自分が音楽を続けている意味を改めて考えるきっかけにもなりました。越前市の皆さんから受け取ったエネルギーはとても大きく、それを次のステップにつなげていきたいという思いがより強くなりました。様々な方々のサポートもあり実現した越前市公演は忘れられない経験になりました」と、当時を振り返り、喜びと感謝を語ります。
表現者としての幅を広げるため、ミュージカルの枠にとどまらず、演劇や映像作品にも意欲的に挑戦している飯田さん。現在放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(第14回「絶体絶命!」)に出演し、大きな注目を集めました。
「右も左もわからない状態で現場に入ったのですが、共演者の方々やスタッフの皆さんが本当に温かく、たくさん助けていただきました。ドラマの現場はとてもチームワークが大事で、その一員として作品に関われたことが嬉しかったです。舞台とは違う緊張感の中で、自分なりに役と向き合えた時間はすごく濃いものでした」。
作中で演じたのは、福井ゆかりの深い戦国武将・朝倉氏の指揮官。故郷への愛着があるからこそ、その役柄への思い入れもひとしおだったようです。
「地元・福井に関わりの深い役を演じるというのは、嬉しさと同時に大きな責任も感じました。自分が表現することで、歴史や人物像の印象にも関わってくると思うので、できる限り誠実に、敬意を持って役に向き合いました。とても意味のある出会いだったと感じています」。
故郷での原点回帰、そして映像へのアプローチを経て、その表現力にはさらなる深みが加わっています。そんな充実のときを迎えている飯田さんの次なるステップが、この夏、東京と京都で開催される、自身初のフルオーケストラコンサート『billboard classics YOSUKE IIDA Premium Symphonic Concert -MAESTOSO-』です。
「オーケストラとの共演は、自分にとって“音楽そのものと向き合う時間” だと感じています。言葉や物語に寄り添うミュージカルとはまた違い、純粋に音のうねりの中に身を置くことで、新たに見えてくる表現があると思っています。『MAESTOSO』は“堂々と”や、“威厳をもって”という意味の音楽用語なのですが、このテーマには、これまで積み重ねてきたものを信じて、自分の音楽をまっすぐ自信を持って届けたいという想いを込めました。背伸びをするのではない、今の自分だからこそできる“堂々とした在り方” を表現できたらと思っています」。
前回のソロコンサートはミュージカル作品を中心とした構成でしたが、今回はフルオーケストラという壮大な舞台。ジャンルを超えた多彩な楽曲がどのように響き、どのようなステージになるのか期待が膨らむなか、今公演の見どころや聴きどころを次のように明かしてくれました。
「今回は“歌とオーケストラがどう呼吸するか” を大切にしています。伴奏というよりも、一緒に物語を紡いでいく存在として音楽を作っていけると思うので、その掛け合いや一体感は大きな見どころです。もちろん、これまで演じてきた『オペラ座の怪人』や『レ・ミゼラブル』からも楽曲を取り上げています。同じ楽曲でも、オーケストラだからこそ生まれる間やニュアンスに注目していただきたいです」。
2026/6/17(水)発売
1st Single『I CHOOSE』
※各種音楽配信サービスにても配信開始
今回タクトを振る指揮者の高井優希さんとは、東京藝術大学の同期という間柄。長年の時を経て、信頼する仲間と同じステージに立つことへの特別な想いも教えてくれました。
「学生時代から同じ場所で音楽を学んできた仲間と、こうしてステージで再びご一緒できることに、特別な意味を感じています。これまでそれぞれが積み重ねてきたものを持ち寄って、一つの音楽を作れるというのは、とても贅沢で幸せなことだと思います」。
東京公演では東京フィルハーモニー交響楽団、京都公演では大阪交響楽団という、国内屈指のオーケストラを迎えて贈る極上のステージ。これまでにない挑戦となる今公演に向け、飯田さんは次のように力強く意気込みを語ります。
「これだけのオーケストラとご一緒するからこそ、自分自身も一段階上の表現に挑みたいと思っています。これまでの延長ではなく、新しい自分の可能性を感じていただけるようなステージにしたいです」。
【出演】飯田洋輔
【ゲスト】新妻聖子(東京)、佐野正幸(京都)
【指揮】高井優希
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団(東京)、大阪交響楽団(京都)
【編曲監修】山下康介
billboard classics YOSUKE IIDA Premium
Symphonic Concert -MAESTOSO-
【公演スケジュール】
◉2026/7/3(金) 開場17:30 開演18:30
会場 : 東京芸術劇場 コンサートホール
◉2026/8/8(土) 開場17:00 開演18:00
会場 : 京都コンサートホール 大ホール
【チケット情報】
S席15000円 ※完売、A席13000円、B席11000円
※京都B席について
会場の構造上、ステージ全体が見えにくく、十分な音響効果が得られない可能性があります。
【プレイガイド】
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