日々URALA(ウララ)

県庁防災女子部が始動。女性視点で「防災を自分ごとに」

県庁防災女子部は5月に発足。県庁職員有志16人が参加

福井県庁の女性職員らで構成する「県庁防災女子部」が発足しました。6月18日には県庁内でキックオフイベントを開催。防災について気軽に語り合う「防災fika(フィーカ)」や災害対応車両の見学を通じて、防災を身近なものとして捉える意識づくりを図りました。

県庁前広場でトイレトラック、トイレカーを見学

県庁防災女子部は、県の「県庁○○部」制度を活用した自主的な活動組織。所属部署の枠を超えて有志職員が集まり、防災をテーマに学びや情報共有に取り組んでいくとのことです。

防災フィーカでは、防災士で防災イベント運営経験者の江川真美 さんと県庁危機管理課の西本莉紗さんがスピーカーを務め、それぞれ「女性目線の日常的な防災」と「職員の災害派遣」をテーマに話した後、参加者と意見交換を行いました。

「女性目線の日常的な防災」について話す江川真美 さん

部の立ち上げを進めた県庁環境政策課の田中智美さんは、「災害は誰にでも起こりうる身近なもの。防災をもっと自分ごととして考えられるよう、敷居を下げたいと思った」と設立の経緯を説明。その上で、「県職員は支援する側として被災地へ派遣されることもある。経験や知識を共有しながら不安を減らし、支援する側とされる側の両方の視点で学べる場にしたい」と話しています。

また、女性や生活者の視点を防災に生かしたいという考えも活動の柱の一つとなっています。避難所での生理用品の確保や防犯面への配慮など、災害時に見落とされがちな課題についても意見を交わし、理解を深めました。

意見交換、情報共有する「防災フィーカ」を開催

この日、ゲストとして参加した鷲頭美央副知事は、「災害が発生した時、防災はあらゆる行政分野や生活に関わってくる。避難所運営一つをとっても女性の目線は欠かせない」と強調。「自分事として気軽に参加しながら、それぞれの仕事にも防災の視点を広げてほしい」と期待を寄せていました。

防災備品の説明を受ける防災女子部のメンバー

防災女子部では今後の活動について、実際に災害派遣された職員の経験を共有する取り組みや、災害食によるランチ、防災フィーカの開催、外部研修・セミナーや訓練への参加を通じた外部との連携といった取り組みを行っていきたいとしています。



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