どんなアイテムも、ネットショップでいつでもどこでも買えるようになった今。
ほしいものを検索し、比較して、すぐに購入できる便利さがある一方で、思いがけないものと出会ったり、実際に試しながら自分に合うものを見つけ出す機会は少なくなっているのかもしれません。
そんな今こそ訪れたい、自分に合った文具との出会いを楽しめる文具店が越前市に誕生しました。
その名も『HORITA BUNGU Flagship(ホリタ文具フラッグシップ)』。
2026年9月15日に、福井で長く親しまれるホリタ文具の新たな旗艦店としてオープンしました。

今回のリニューアルで大きく変わったのは、文具が並ぶ売り場のかたち。
これまでの文具店では、ペン、ノート、画材……とカテゴリーごとに商品が並ぶのが一般的でした。
目的の商品が決まっているときには探しやすい一方で、「何か面白いものはないかな」と店内を見て回るときには、商品の違いや使い道が分かりにくいことも。
『HORITA BUNGU Flagship』では、そんな従来の売り場を一新。
「何を買うか」ではなく、「何をしたいか」、「どんな時間を過ごしたいか」を起点に、カテゴリーを越えて文具を組み合わせて紹介しています。
たとえば『手紙を書く』というテーマなら、便箋だけでなく、ペンやインクなども一緒に提案。これまで気づかなかった使い方や、自分に合った文具との出会いが生まれる売場になっています。
さらに特徴的なのが、商品の使い方までイメージできる展示。
たとえば手帳なら、お出かけ先で集めたステッカーをコレクションするための一冊や、色とりどりのページでまとめた部活動の活動日誌など、実際の使用例を確かめることができます。
「自分ならこういう風に使うかも……」と想像も膨らませるのもいいですね。
9月・10月のテーマは「向き合うきっかけに出会う」。その中で展開される「書くは、伝える。」をテーマとした売り場では、さまざまな人の、シーンに応じたペンの使い分けとその理由を紹介するコーナーや、「伝える」ための思考を整理するノートを紹介するコーナーなど、テーマに沿って“編集”されたアイテムが並びます。
売り場づくりには、文具のプロフェッショナルとして知られる土橋正さんもステーショナリーディレクターとして参加しています。
普段から文具店を訪れると、棚の隅々まで見ながらまだ見ぬアイテムを探すという土橋さん。「目的がなくてもふらっと訪れて、いつの間にか欲しいものでいっぱいになるのが理想。使うイメージを膨らませて購入し、最後まで使い切ってもらえたら嬉しいですね」と話します。
店内で掲げるテーマは、時期ごとに変わっていく予定。訪れるたびに新しい文具や使い方に出会えるため、目的の買い物がなくても、つい店内をじっくり見て回りたくなりそうです。
ただ必要な文具を買い足す場所ではなく、「こんなものがあったんだ」「こんな使い方をしてみたい」と、新しい発見を楽しめる『HORITA BUNGU Flagship』。
ネットで目的の商品を探して購入するのとはひと味違う、店頭だからこそ生まれる文具との出会いがあります。
何かを買うためではなく、ふらりと訪れ、「自分ならどう使うだろう」と考えながら店内を歩いてみる。そんな文具店の楽しみ方をしてみるのもいいかもしれません。
HORITA BUNGU Flagship(ホリタ文具フラッグシップ)
【住所】福井県越前市高瀬2-2-28
【時間】10:00~19:00
【休日】水曜 ※水曜が祝日の場合は営業
【駐車場】あり
【HP】あり
【SNS】Instagram
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