全国へ発信! “美人”県庁広報広聴課が伝える福井の魅力って?

2019/10/02

いきなりですが、みなさん“福井の魅力”って何だと思いますか? 豊かな自然に、美味しい食べ物、地域を盛り上げる人たち…たくさんありますよね。

恐竜博物館
恐竜は全国的にも有名になりました!

さらに去年は福井国体開催、そして3年半後には北陸新幹線福井・敦賀開業が控えるなど福井県にとってビッグイベントが続く中、 自分たちが暮らす「福井の魅力を知ってほしい!」「県外から足を運んで欲しい!」……、そんな思いを込めて福井県をPRする一人の女性がいます。彼女は福井県庁広報広聴課の石倉望央(いしくら みお)さん。

福井県庁広報広聴課の石倉望央さん
カメラ片手に県内各地を駆け回っています

全国的にも話題になった“公務員YouTuber”岩田早希代さんの後任として7月から専任職員として勤務しています。

主な業務は、福井県庁公式SNS である
・Facebook「おいでよ!ふくい」
・Instagram「insta_fukui」
・YouTubeチャンネル「おいでよ!ふくい」
の配信を通して福井を全国へPRすることです。

福井県庁広報広聴課の石倉望央さん

実際にお会いして話してみると、笑顔いっぱいのキュートできれいなお姉さん!という印象。福井の高校を卒業後、東京の大学に進学。都内のアパレルメーカーに約3年勤務後、福井にUターン。約7年に渡り福井の企業に勤め今の仕事に就きました。

福井の観光地やイベント情報、フォトジェニックスポットなど、さまざまなフィールドで培ってきた独自の観点から福井の魅力を発信しています。

福井県庁広報広聴課の石倉望央さん

“福井は何もない”なんてもったいない!

約7年間東京で過ごしたことで福井の良さを再確認したと話す石倉さん。

「福井は海、山、田んぼといった自然が豊富で本当に過ごしやすい場所です。美しい景色も美味しい食べ物もたくさん! たまに“福井は何もない”と話す方もいますが、魅力はまだまだあります。県外の方に知られていないことも多く、福井はポテンシャルの塊だと思います。その魅力を県民が独り占めするのではなく全国、そして世界中の方に知っていただきたいです」

福井県庁広報広聴課の石倉望央さん
実際に投稿している写真。福井は食が豊富!
福井県庁広報広聴課の石倉望央さん
ちょっと足を延ばせば絶景が広がる! 贅沢な環境です

自ら体験! 生の声を届ける。

ネットやSNSで情報が溢れている時代。その中で、石倉さんが大切にしていることは自ら体験して心から感じたことを写真、文章、動画で表現することだと話します。

「私自身がさまざまな福井県の魅力を体験する一人として、“体験者目線のアカウント”でありたいと考えています。また、ネットにはいろいろな情報がありますが、自分の顔を出すことで安心感、信頼感を持ってもらえたらなと思っています」

福井県庁広報広聴課の石倉望央さん
「いちほまれ」稲刈り体験イベントに参加したり……
福井県庁広報広聴課の石倉望央さん
話題の写真映えスポットも紹介!
福井県庁広報広聴課の石倉望央さん
自らモデルになって風情ある写真も撮影します

“公務員らしくない”親しみのあるアカウントを目指し――。

「前任の方からフォローしてくださっている方は「おいでよ!ふくい」の独特の体験者目線に親しみを持っていただけていますが、初めて見る方は公務員のイメージとかけ離れているので、まさか福井県庁の公式アカウントとは思わないみたいです(笑)」

福井では、フリーペーパー誌のデザイナーや、小売飲食企業の広報としてテレビや新聞など幅広くメディアと関わる仕事をしていたことから、前職のスキルを活かし心掛けているのは“伝えたいことを相手にしっかり伝える”こと。

自ら撮影したインパクトある写真や動画をベースに、キャッチーなデザイン、魅力が確実に伝わる文章、何よりも自身の福井への想いがギュッと詰まっています。

福井県庁広報広聴課の石倉望央さん
デザイナーの職歴を生かして自らロゴも作成!

その中でも動画作成では毎回“日本一に輝くもの”をテーマに「○○いちばん福井県」というシリーズ動画をアップしています。

「動画の制作はとにかくテンポを大切にしています。情報が詰まっているだけではなく、“見てもらう”ことを意識して効果音や文字入れをしています」

第1弾は恐竜がテーマ!幅広い年代も見やすいテンポとテロップで、初めてとは思えないほど!

一人だけど一人じゃない! 県民と発信するSNS

「今年の夏はこれまでの人生で一番汗をかいた夏でしたね」と振り返るほど、福井県内各地を駆け巡っている毎日。

取材先選定、アポ取り、段取り、撮影、編集、投稿、分析、動画編集などすべての業務を一人で行い、カメラマンがいない中でも三脚を使って一人でポージングや、大声を出して動画撮影することも多々……。

福井県庁広報広聴課の石倉望央さん

「正直、恥ずかしくないですか?」の問いには、「テレビですか~?と話しかけられることもありますが、みなさん優しくお手伝いしてくれる方もいます!」と。そして、決して一人だけの力で発信しているのではないと話します。

「取材先の方の協力や広報広聴課の職員のサポートがあってこそです。現場ではみなさんあたたかい声をかけてくださったり、時には撮影の協力をしてもらうこともありますね。涙が出そうなほど嬉しいです。なので、「おいでよ!ふくい」は福井の人たちと一緒に作り上げているものだと感じています」

福井県庁広報広聴課の石倉望央さん

県外の人たちと福井の懸け橋に。

アカウントのフォロワー数やいいね数を増やし、福井県の認知度を高めたいと日々邁進している石倉さん。

「少しでも多くの方が福井を訪れるようになり、交流人口増加や福井の活性化につながることで、地元福井に貢献できればと思っています。福井県外の方たちと福井県の“懸け橋”になることが目標です!」

福井県庁広報広聴課の石倉望央さん

石倉さんの発信はまだ始まったばかり。もちろん県内の方も楽しめる福井の情報がぎゅっと詰まっているのでチェックしてください。そして福井のみなさんの力で、福井の魅力が全国へと広がるよう応援したいですね!

(日々ウララ編集部・川端)

福井県庁広報広聴課公式アカウント
Facebook「おいでよ!ふくい」
Instagram「insta_fukui」
YouTubeチャンネル「おいでよ!ふくい」

#人物#インタビュー#エンタメ

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