2019/10/14
月刊「コミックフラッパー」にて好評連載中のマンガ『北陸とらいあんぐる』。石川・富山・福井出身の少女たちのご当地あるある学園コメディ。ジモティーなら“当たりまえ”と思いますが、他所から見ればどこか可笑しい?! そんなあるあるを福井出身のメガネっ子・越前和花ちゃんたちとともに改めて振り返ってみよう。石川・富山から見たら「福井ってそ~なんやって」。
なお、越前和花ちゃん&ちさこ先生(石川県出身)は「Juratic PR応援隊」に就任しております。
- 福井の幸福度は日本イチィィ!! ―
入学早々、加賀ひまり(左:石川県出身)と黒部りつ(右:富山県出身)が揉めています。仲裁に入ろうとする和花ですが半ば忘れ去られてますww 存在感が薄くても福井の幸福度は日本イチィィィ!
-「おかしな方言?」① ●●しねま ―
①県外の方が聞くと「ちょッ…」と固りそうな方言、「●●しねま」。「早くしてねッ」って意味ですが、ひまりとりつはしばらく立ち直れないほどショックを受けます。会話のニュアンスで“そういう意味じゃないよ”となんとなく分かりますが。相手の顔が見えないとき、LINEなどに使うときにはご注意デスね。
-「おかしな方言?」② なげる -
②「これなげといて」と言われても初めて聞く県外の方は99.9999…%わからないのでは? 生ごみとか渡して本気で投げられたら…「べちゃッ!」っとな☆
-「 武生に来たら…」 -
クラスの文化祭の出し物で喫茶店をやることが決定。「何か目玉となるメニューを」と案を出し合った時、和花は武生発祥のボルガライスを提案。ひまりとりつが初めて試食して、あまりの美味さに衝撃を受け池上遼一キャラのように化してしまうww ボルガライスのPRポスターは同じく武生出身、バイオレンス漫画の巨匠・池上遼一先生が描いています。武生に来たらボルガライス!
- 南北問題?-
単行本④巻から登場する下級生北陸勢。ガングロギャル風な女のコ嶺南出身の「若狭敦子」。自らを「北陸女子じゃない」と言い放つ(なんだかんだ地元(福井)はスキ)。昔は滋賀県に含まれており、方言も福井弁とは異なり近畿方言に分類されます。金沢に行くなら、京都・名古屋まで買い物に行く方が近いです。だから逆に、関西圏・名古屋から夏に『水晶浜』に遊びに来る方も多いのかも。すぐ来れるし。
-「弁当忘れても傘忘れるな」-
北陸は「弁当忘れても傘忘れるな」って格言がありますように雨が多すぎ。※年間降水ランキングのトップ3を石川・富山・福井が独占。「雨以外はいい天気☼」と曇り空にテンションが上がる北陸勢に、クラスのみんながザワつく……。共通の話題にウマが合い、なんだかんだ北陸女子は仲良し♪
※気象庁調べ。1981年から2010年のデータによる平均値
現在発売中のコミックをかなりかいつまんで紹介しましたが、他にも美味しい・可笑しい各県、及び北陸のあるあるが満載。「北陸3県」(新潟女子も途中参戦し「北陸4県」ともなる」)といってもお隣さん、お隣のお隣さんの事情は結構わからないものですが「へぇ~、そ~やったん」って、改めてわかることも多いです。そして、作中に登場する「北陸女子」がこれからど~なっていくのかも気になる~♪ コミックは福井県内各書店などで好評発売中! ぜひご一読を。 (日々ウララ編集部・坂本)
【最新刊】
北陸とらいあんぐる⑤ 発売中
著者:ちさこ
定価:693円(本体630円+税)
ISBN: 9784040658476
出版社:KADOKAWA