国内初　カメ類足跡か　恐竜博物館の本年度発掘調査

保存状態良い頸椎化石も

勝山市の県立恐竜博物館は四日、本年度に同市北谷町杉山の恐竜化石発掘現場で実施した調査の成果を報告した。過去最多の四千二百点余りの脊椎動物の骨化石を発見。確認できれば国内初となるカメ類とみられる足跡化石や、フクイラプトルが属するアロサウルス上科の特徴がある獣脚類の頸椎（けいつい）の化石などが含まれ、特に頸椎の化石は国内で類を見ないほど保存状態が良いという。

（日刊県民福井）
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