【10/19～】“古いもの”の魅力を再発見！ しかうら古民家マーケット。

※終了しました

福井県越前町の海辺の地域「四箇浦（しかうら）」で10月19日・20日、地域に密集する空き家を利活用したマーケットイベントが開催されます。風情残る古民家に「暮らし」にまつわるこだわりのお店のほか、飲食店やワークショップが集います。商品を楽しむだけでなく、“古い家で暮らすこと”の魅力を再発見できるそんなイベントです。

『ミシンの家』と『ブルーグレイの家』

実際の会場となるのは四箇浦地区の2軒の古民家、そして“空き寺”になる予定のところから復活を遂げた善性寺です。

イベントに向けて古民家を掃除をしたところ、かつて住んでいたおばあちゃんが使っていたであろう古いミシンが発見されたことから名づけられた『ミシンの家』と、古い木の建具や淡いブルーグレイの塗壁、その他インテリアが印象的な『ブルーグレイの家』。どちらもその家が重ねてきた時間を感じられるような懐かしい佇まいです。この2日間は、長い間止まっていた時間が少しだけ進み新たな歴史を刻みます。

『古民家での住み方を提案したい』

実行委員の辻さんはこう語ってくれました。「ただ古民家で行なうマーケットイベントというわけではなく、実際にここに住んだらこんな生活になるんだ、というイメージを持ってもらえたらうれしいです。」と、会場となる2軒の古民家はなるべく手を加えず、その家にあったものをそのまま活かしたレトロ懐かしい雰囲気となっています。

「誰かが住んでいた歴史があるからこそ住み継ぐおもしろさがあって、その歴史と新しい住み手の感覚が混ざり合って作り上げられる空間は、一から作るよりもすんなりと土地に馴染みやすいと思います。だからこそ、このイベントを通してそういった空間づくりや古民家暮らしを提案していきたいです。一人でも多く方に古民家への移住や空き家再生に興味を持ってもらえたら。」

当日は北欧家具「EPISO」と道具屋「ここのつ」、布屋「design labo chica」による古い家でのインテリアコーディネート展示も開催されるのでイメージが湧きやすいと思います。

『暮らしにまつわるお店が集う』

今回のイベントでは県内を中心とした「暮らし」にまつわるお店や飲食店・ワークショップが多数集います。中でも、両日14時から開催される「引き出しブックシェルフづくり」は古民家の掃除中に見つかった桐たんすをそのまま活用するといった「しかうらマーケット」ならではの面白みが味わえます。

〈マーケット〉
両日：EPISO（家具、雑貨）
古道具 六可（古道具、家具、器）
道具屋ここのつ（小道具、ガラス）
スックムック（ベーグル）
やつどき（焼き菓子）
マルタカコーヒー（コーヒー、クラフトコーラ）
19日のみ：mikke（雑貨、子供服）
nono.pan小さなパン屋（パン、焼き菓子）
だいだい珈琲（ドリンク類、焼き菓子）
20日のみ：てといろ（紙雑貨）
folktonika（ポンチョ、鉄製品）
こまつ町家文庫（サンドイッチ、ドリンク）
おはぎや小林（おはぎ）
…etc

〈ワークショップ〉
両日：模様のハンカチづくり（design labo chica）
〇でつくる帆布バック（KATA+）
19日のみ：パステル画を描いてみよう！（パステル画みかん屋）
toricoの小さなヘアサロン（torico）
20日のみ：麦のヒンメリづくり（イリコ屋・予約優先）
ギョロッケ教室（ちひろの海・予約優先）
…etc

『空き家を活用する』

また、スペシャルイベントとして、集落内の空き家をめぐるツアー（両日）や、中古物件リノベーションを手掛ける「ワンフォレスト」五十嵐さんによる古民家の直し方講座（両日）、さらにはアート的な側面から空き家を活用した事例なども紹介（20日のみ）します。

『暮らしたい』＝『生きたい』かもしれない

「古いものと暮らしたい。古い家で暮らしたい。直しながら暮らしたい。海の近くで暮らしたい。自分らしく自由に暮らしたい。クリエイティブに暮らしたい。地域に溶け込み暮らしたい。」そんな気持ちがある方、ぜひ足を運んでみて下さいね。

しかうら古民家マーケット
【日程】2019/10/19(土)・20(日)
【会場】福井県丹生郡越前町宿ミシンの家&ブルーグレイの家&善性寺
【時間】10:00～16:00
【料金】参加無料
【駐車場】あり
【お問い合わせ】しかうら古民家マーケット実行委員会（080-3741-9178）
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