2019/10/26
※記事は取材時の内容です。各スポットの見頃は異なる可能性がございます。
紅葉の美しい季節が到来! 福井県内には、日本遺産に認定されたスポットや伝説が残るスポット、歴史ある庭園など、全国的にも注目される紅葉スポットが多数存在しています。そこで、メジャーなところから穴場まで、また撮影ポイントとしても絶好のインスタ映えする紅葉スポットを、日々ウララ編集部が選び抜いて一挙に紹介! 紅葉スポットで開催されるイベントやライトアップ情報もチェックしてみて。
目次
刈込池(かりこみいけ)
水面に映る幻想的な紅葉が素敵!
その昔、泰澄大師が白山千蛇ヶ池に棲む大蛇をとじ込め(刈り込め)封じ込めたという伝説から名付けられたと言われる、周囲400メートル、水深最大4.5メートルの湖沼。モミジやカエデなどの山間の紅葉もさることながら、水面に色鮮やかな紅葉が映る幻想的な風景は一見の価値あり!
【住所】福井県大野市上小池
【見頃】10月下旬~11月上旬
九頭竜湖(くずりゅうこ)
湖、山の紅葉、橋のコントラストが見事。
九頭竜ダムによって九頭竜川がせき止められてできた、広大な人造湖。九頭竜湖にかかる箱ヶ瀬橋(通称:夢のかけはし)は、穏やかなダム湖の風景に溶け込み優雅に佇んでいます。紅葉の時期には鮮やかに色づいた木々が湖面を彩り、その美しさから人気のスポットに。湖の周辺には展望台やキャンプ場などが整備されています。
【住所】福井県大野市箱ヶ瀬
【見頃】10月下旬~11月中旬
西山公園(にしやまこうえん)
県内最大級のモミジを庭園で観賞して。
毎年5月頃には、約5万株が咲き乱れるつつじの名所。モミジは県内最大級の約1600本が植栽され、園内にはレッサーパンダで有名なミニ動物園や遊具のほか庭園も整備されているので、ピクニックがてら遊びに行くのもおススメ。11月には「鯖江もみじ祭り」が開催され、紅葉ライトアップも行われます。
【住所】福井県鯖江市桜町3
【見頃】11月中旬~11月下旬
萬徳寺(まんとくじ)
由緒ある寺院とともに紅葉を愛でる。
約200本の山モミジが美しく色づき、枯山水の庭園に映える様は「絶景!」のひと言に尽きます。こちらにある樹齢500年の大山モミジは天然記念物に指定され、「日本の紅葉百選」の一つにも選ばれているほど見事。江戸時代初期に作られた蓬莱式枯山水庭園や、本尊・木造阿弥陀如来坐像(国重文)や絹本著色弥勒菩薩図像も見応え十分です。
【住所】福井県小浜市金屋74-23
【見頃】11月中旬~11月下旬
養浩館庭園(ようこうかんていえん)
優美な建物で過ごす情緒あふれるひと時。
福井藩主松平家の別邸だった庭園。数寄屋造邸宅から回遊式林泉庭園の美しい紅葉を眺める心穏やかな時間を過ごして。「秋のお茶席」として、養浩館庭園の紅葉を眺めながら、御月見ノ間でお茶とお菓子を味わう催しや、秋のライトアップを行っています。
【住所】福井県福井市宝永3-11
【見頃】11月中旬~11月下旬
一乗谷朝倉氏遺跡 庭園(いちじょうだにあさくらしいせき ていえん)
遺跡で歴史の重みと紅葉の美しさに浸る。
戦国大名朝倉氏が築いた城下町跡である、朝倉氏遺跡。こちらには京文化の影響を強く受けた数多くの庭園が残されており、特別名勝に指定されている諏訪館跡庭園には、大きなモミジの木があり美しく彩られます。復元町並のモミジも美しく、散策しながら紅葉狩りをするのもおススメ。
【住所】福井県福井市城戸ノ内町28-37
【見頃】11月上旬~11月下旬
九頭竜峡(くずりゅうきょう)
ドライブしながら紅葉や峡谷美を楽しもう。
福井県内最大の河川である、九頭竜川の浸食によってできた峡谷で、大野市勝原地区から仏原ダムをはさんで和泉地区までを呼ぶ。並行して走る国道158号線をドライブすれば、雄大な紅葉の景色が楽しめるほか、川の激しい流れが岩肌を深く削る峡谷美、仏原ダム、仏御前の滝などの景勝地も併せて楽しめます。
【住所】福井県大野市勝原から下山(国道158号沿道)
【見頃】10月中旬~11月中旬
越前陶芸村 幽石庭(えちぜんとうげいむら ゆうせきてい)
隠れた名園の、風情溢れる紅葉。
日本六大古窯の一つに数えられる越前焼のふるさと「越前陶芸村」。12万平方メートルの広大な公園の中ではあちらこちらで紅葉を見ることができますが、陶芸館の中にある隠れた名園として評判の日本庭園「幽石庭」の紅葉もまた美しい!福井県陶芸館のロビーから眺める、紅葉が映える日本庭園は風情あふれる景色です。
【住所】福井県丹生郡越前町小曽原120-61
【見頃】10月下旬~11月上旬
万葉の里 味真野苑(まんようのさと あじまのえん)
紅葉を眺め、万葉のロマンに浸る。
継体天皇ゆかりの地で、“万葉集”とも関わりが深い地域である味真野。継体天皇の花がたみ像のほか、万葉集にある歌の歌碑や万葉集について学ぶことができ、これらにちなんで整備された万葉味真野苑では、四季折々に咲く花とともに万葉の植物を鑑賞することができます。紅葉につつまれた園内で、万葉のロマンに浸ってみてはいかが。
【住所】福井県越前市余川町
【見頃】11月上旬~11月下旬
永平寺(えいへいじ)
静寂な佇まいの参道を彩る紅葉。
約770年前に道元禅師によって開創された出家参禅の道場で、曹洞宗の大本山として知られています。今も多くの修行僧が修行を行うこちらは、紅葉の美しさも評判で紅葉目当ての観光客も多く訪れます。老木や大木が生い茂る参道に見られる紅葉は、特に境内の入り口に近い報恩塔や祠堂殿、最奥の法堂周辺が見どころです。
【住所】福井県吉田郡永平寺町志比5-15
【見頃】11月上旬
丸岡城(まるおかじょう)
歴史ある天守閣と紅葉の風情ある姿。
映画『サムライマラソン』の劇中にもたびたび登場する平山城 。隣接する日本庭園式公園「霞ヶ城公園」は、丸岡城築城400年を記念して整備された公園で、モミジが美しく紅葉します。公園内から丸岡城の天守閣を見上げれば、美しいモミジに囲まれた風情あるお城の姿が拝めます。11月中旬には「丸岡城紅葉まつり」も開催。
【住所】福井県坂井市丸岡町霞町1-59
【見頃】11月中旬
花筐公園(かきょうこうえん)
紅葉した山道を散策する、心静かな時間。
継体天皇ゆかりの地で、謡曲「花筐(はながたみ)」の舞台としても名高い公園。ケヤキやブナ林の広がる三里山周辺、モミジが彩る山道は知る人ぞ知る紅葉スポットです。散策に調度良い広さで、歴史を感じながら紅葉を眺めて歩く時間は、心静かなひと時。11月中旬には「花筐もみじまつり」も行われます。
【住所】福井県越前市粟田部町17-20
【見頃】11月中旬~下旬
日々URALAからのお知らせをLINEで受け取れます!