福井県福井市松本のフェニックス道路沿いにある『自衛隊広報センター福井』。最近こちらで“自衛隊カフェ”なるものが開かれているらしい。
Q.自衛隊カフェとは?
筋肉自慢の自衛官がかわいいラテアートを披露してくれるのか、はたまた足を踏み入れたら最期、かつ丼をご馳走になり入隊の判を押さないといけないのか・・・。
ということで早速気になる“カフェ”へ!

かわいいカフェさながらの看板が。
右下はマスコットキャラクターのダイナ君
「こんにちは~」と恐る恐る中へ入ると「ようこそ!」と元気よく自衛隊の方がお出迎え。どうやらすでに何名か来ているようで、同じテーブルを囲ませて頂いた。
注文は何にしますか?と出されたメニュー表にびっくり。トーストやパンケーキもなければコーラにコーヒーもない!
あったのは
・自衛隊の仕事って?
・自衛官候補生って?
・航空学生って?
・イベント情報を知りたい!
などの質問項目。すべて1ドリンク付き。
なにを頼もうか迷ったがとりあえず、「自衛隊の仕事って?(ミルクティー)」を注文。
すると、ミルクティーとお菓子、そして自衛隊の広報官の方が席に座り、注文したメニュー「自衛隊の仕事」を届けてくれた。(自衛隊の仕事について話してくれました。)
そう、『自衛隊カフェ』は簡単に言うと隊員の方とのお話会。隊員と言っても強面の方ではなく、若い方も、女性の方もいる。こわい顔をしているかもしれないが、優しいのでご安心を。
そもそも、
Q.お話してくれる広報官って何者?
広報官とは、自衛隊地方協力本部(通称“チホン”)において
・自衛隊の活動を広報する仕事を担当
・実際に部隊で経験を積んだ方が任命される
・陸、海、空の各部隊出身者が所属している
つまり、自衛隊各部のスペシャリストが、今までの経験を基に様々なことを教えてくれるのだ。
そして今回主にお話してくれたのは、航空自衛隊出身の北畠広報官。航空自衛隊のことはもちろんだが、実際に自衛隊に入るまでの試験や健康管理、そして日々報道されている災害地派遣についても語ってくれた。
一見、企業説明会のような感じに思えるかもしれないが、実際はとてもアットホームな雰囲気で会話が飛び交う。
今回同席していた高校生も「お休みはありますか」や「どこに派遣されますか」「成人式は行けますか」など、思い思いのことを質問していた。
参加した感想も「ネットだけでは分からないことが聞けてうれしい」「最初は抵抗があるけど、話し始めたら楽しい。自衛隊の方と話せるのは光栄なことだし、聞きたいことがたくさん。また次も来たい」と笑顔を見せる。
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Q.自衛隊カフェならではの魅力?
広報官の方のお話だけなら、実際この会場でなくてもどこかに来て頂いたり、場を繕えば可能だ。するとどうしてもお堅くなってしまいがち。そのようなこともあり、『自衛隊カフェ』では気軽に足を運びやすいよう内部区間を工夫!
迷彩柄の壁や各種自衛隊グッズが飾られた棚、そして実地で走るバイクなんかもある。実はこれらの装飾、『福井工業大学』の建築土木工学科の学生とタイアップして作られたそう。中でも、ディスプレイ棚や机は実際に使われていた弾薬の箱を再利用するなど、リアル感満載だ。
(右下)南極の氷
他にもこのカフェならではの体験として、南極から持ち帰った氷や石に触れることができたり(ポツポツと音を出しながら溶けるらしい)、運がよければ一般には出回ることのない自衛隊の非常食“ミリメシ”を作ってもらうこともできる。
また、入隊希望の方へ向けたアドバイスや勉強会などもしてくれるのだとか!
話を聞くだけではなく、自衛隊ならではの珍しいものを見聞きすることができるのも大きな魅力!
ということで、実際、自衛隊カフェは、筋肉を売りにした隊員がかわいいラテアートを披露してくれるわけではなく、入隊の判を押すまで帰れないところでもなかった!
「お待ちしております!」
温かい隊員たちが出迎えてくれ、どんなことでも教えてくれるところ。自衛隊に少しでも興味がある方、進路の一つとして考えている方、ただただ悩みを聞いてほしい方など、是非一度訪れてほしい。ちなみに、福井だけではなく、大野・越前・敦賀でも実施中。
(日々ウララ編集部・毛利)
自衛隊カフェ
【日程】随時(HPをチェック)
【会場】自衛隊広報センター福井(福井県福井市松本4-3-14・共栄火災ビル1階)
【時間】15:00~19:00
【料金】無料
【お問い合わせ】
0776-24-3702(福井)
0779-65-6325(大野)
0778-22-6139(越前)
0770-23-2026(敦賀)
【駐車場】なし
【HP】あり
【SNS】Twitter