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【THE男氣食堂】
2019/10/30
男気食堂…
日本男児が求める「THE昼飯」を勢力取材! 男児たるもの飯にがっつくべし! 福井県内に眠るがっつりランチを紹介していくであります!
創業は何と明治30年代! 鯖江駅前でかなりの歴史ある食堂『味見屋』に、人気の「醤油カツ丼」があると聞き、早速駆けつけたであります! 福井で醤油カツ丼と言えば間違いなく大野だが、今回はあえて鯖江の『味見屋』でいただこう。
席に座るやいなや、お茶とおしぼりを持ってきてくれ、すかさず「醤油カツ丼」もちろんセットを注文。しばらくして運ばれてきたのは、見るからにボリューム満点なカツ丼と自家製おろしそば、味噌汁、冷奴、漬物のセット。
カツの上でフワフワと踊るかつおぶしと水菜の鮮やかな緑に目が奪われる。5代目店主の玉村さん曰く「醤油カツ丼は5年位前から始めたメニュー。試作段階で、何となく物足りなくて試しにかつおぶしをのせてみたらこれだ!と確信。隠れた味の決め手です」。香ばしい醤油の香りとご飯が見えないほど載せられたカツに食欲も高まり、いざ、いただきます!
『味見屋』の醤油カツ丼は、ご飯の上に千切りキャベツ、カツ、大根おろし、ネギ、かつおぶし、水菜を盛り付け、醤油カツ丼の生みの親、大野『野村醤油』製の醤油ダレをかけた一品。「もう少しタレをかけたい」という方は、別添えのボトルでタレを増しましにできるので有難い。薄めのカツがかなり柔らかく、ジュワッと染みた醤油の風味と野菜のシャキシャキ感もアクセントになり、箸が止まらない!
とガツガツ食べ進めていたが、ふと気づくとカツの中に何か丸いものが一つ……。よく見ると、何と卵のフライが! しかも半熟! 箸で割ると半熟の黄身がトロリと流れ出し、カツに絡まってまろやかな味わいに。醤油タレとの相性も抜群で、うれしいサプライズであります!
ボリューム満点ながら醤油ダレと野菜でペロリと食べられる醤油カツ丼は、老若男女に人気とのこと。添えられたおろしそばも毎日店でつくる本格派で、味に一切妥協はなし。このそばの美味しさにもやみつきとなってしまったので、次回はもう一つそばのメニューを味わいに来るであります!
味見屋(あじみや)
【住所】福井県鯖江市本町2-2-19
【電話】0778-51-0449
【時間】10:30~15:00、16:30~20:00
【休日】木曜
【席数】32席
【駐車場】商店街共有駐車場あり
【HP】なし
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