月刊ウララ11月号『What’s Hot?』より。今、気になる場所・ヒトの一部をお見せします!

2019/11/17


武道館の夢は終わらない。
上場企業としての矜持。

岸本誠
株式会社インフォネット 代表取締役社長
1981年鯖江市生まれ。武生高校、立命館大学を経て、バンドの夢をあきらめリクルート関連の企業に就職。その後生命保険会社に就職し、2011年株式会社インフォネットに就職。2017年に代表取締役社長になり、2年後の2019年に東京証券取引所マザーズ市場に上場する。
企業HP

本気で「バンドで武道館に立つ」ことを夢見ていた。が、夢と現実のはざまで揺れ動くメンバーたちは就職という道を選んだ。「ベーシストとして武道館に立ちたかったわけじゃない、彼らと一緒に立ちたかった」。夢は潰え、就職するが、そこで天賦の才能を持っていたのだ。“売るセンス”である。「当時は“何でも売れる”自信がありました」。
だからこそ、“何を売る”よりも“誰と一緒に売る”ほうが重要だった。「創業者の人間性に惚れたんです。完璧な人間ではなく、弱いところも見せるし、口下手で。でも思いは強いし、作り上げるシステムは素晴らしい。この人のために働こう、と本気で思いました」。
事実、大企業からオファーを受けることになる。売り方ひとつで企業価値を上げていった手腕は転機を誘い込む。突然の社長就任。ただ、働き始めた頃から“上場”は頭の中にあった。「今、世の中の生活が変わる節目にあります。そのとき会社は、“時代を変えていく側”でありたい。IT企業だからこそ、人が命、だと思っています」。従業員のため、そして社会のため、上場は必須だった。「目標は会社の全社会議を武道館でやる」。バンド仲間とは違うけれど、今は信頼できる仲間たちがいる。いつか彼らとともに武道館に立つ。



年月を経て、脚光を浴びる
80年代磯崎建築の価値。

中上邸イソザキホール
【住所】福井県勝山市元町1-9-45
【問い合わせ】「アートフル勝山の会」荒井由泰さん(0779-88-0061
※建物内部の一般公開は現在、不定期での開催

日本を代表する建築家で、「建築界のノーベル賞」と位置づけられるプリツカー賞を受賞した磯崎新(いそざき・あらた)さん。その磯崎さんが手がけた数少ない個人住宅のひとつで、1980年代に建てられた建物が勝山市にあることをご存じだろうか?
「中上邸イソザキホール」。その名称が物語るように、かつて個人住宅でありながら美術愛好家たちのサロンでもあり、アート作品を展示、鑑賞するための空間を中心として設計された建物だ。
受賞を記念して9月に企画された対談「磯崎建築を語る」では、磯崎新アトリエ出身で映画監督の石山友美さんと、建築評論家の植田実さんがあらためて中上邸について意見を交わした。
「(当時)公共建築を手がけ、あぶらがのっていた磯崎さんにとって中上邸は、キャリアに必要だからというよりも面白いからやってみようという仕事だったのではないか」(石山さん)
「(建物の)立方体の中に球体を入れることで変化を生み、効果が生まれることを考えていた。それが一番うまくいったのが中上邸だったのではないかと僕は思います」(植田さん)
受賞を機に今後ますますその価値が注目されるはず。地元では保存・活用に向けた機運が盛り上がっている。



月刊ウララ11月号(582円+税)の巻頭は「ふくいのお餅。」大特集。読めば読むほど餅を食べたくなる特集です。さらに、エリア特集では『あわら温泉屋台村湯けむり横丁』をチョイス。こちらも見逃せません。書店、コンビニ、通信販売で好評発売中。ぜひご覧ください。


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#エンタメ#人物#月刊ウララ

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