命名「フクイプテリクス・プリマ」
県立大学恐竜学研究所(永平寺町)は十四日、勝山市北谷町の前期白亜紀(約一億二千万年前)の地層から二〇一三年に見つかった化石が、鳥翼(ちょうよく)類と呼ばれる恐竜の新種と判明したと発表した。体高は約十五センチ、翼を広げた長さは約五十センチと推定され、学名は「フクイプテリクス・プリマ」と名付けた。新種として命名されたのは県内で六例目、国内で九例目。化石は県立恐竜博物館(勝山市)で十五日から展示される。 (籔下千晶)
(日刊県民福井)
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