「ちはやふる」聖地あわらで新企画！声優・瀬戸麻沙美さんも大絶賛！

2019/12/12

競技かるたを題材にした大人気漫画「ちはやふる」。かるたに没頭する主人公・綾瀬千早と真島太一、綿谷新ら仲間たちの青春を描いた作品で、新の出身地・あわら市は“聖地”として知られています。そのあわら市で、現在放送中のアニメ「ちはやふる3」とタイアップした新企画が12月1日からスタートしました！企画開始に先立ち、千早役の声優・瀬戸麻沙美さんが11月28日に来福。『えちぜん鉄道あわら湯のまち駅』を訪れ、スペシャルボイスを一足先に体験しました！

新企画「ちはやふるスペシャルVOICE inあわら」は、作中のキャラクターがあわら市やアニメに関する内容をガイドするまちあるき企画。『JR芦原温泉駅』や『金津創作の森』、『あわら市役所』など市内14カ所に千早、太一、新など16キャラクターのスペシャルボイスが設置されます。キャラクターの声が耳元から流れてきて、千早たちとあわら市内を歩いている気分になれます。ファンは見逃せませんね！

2014年から行なわれているまちおこし企画「ちはやふるweek inあわら」で毎年あわら市を訪れている瀬戸さんに、企画の感想や「ちはやふる3」の見どころなどを聞いてみました！

瀬戸麻沙美（せと・あさみ）
1993年4月2日埼玉県生まれ
2010年より声優活動を開始。「ちはやふる」綾瀬千早役をはじめ、多くの作品でキャラクターの声を演じている。

――6年ぶりの放送となる「ちはやふる」。第3期となる今回の見どころは？

1期、2期に比べて、より試合のシーンが多いんじゃないかな、と思います。また、千早たち学生だけでなく、千早の師匠・原田先生など、周りの大人たちのドラマや千早、太一、新の気持ちや行動の変化もかなり濃く描かれているので、注目してほしいです。

――今回もあわら市の風景が登場するんですよね。

景色としては、『あわら湯のまち駅』が登場します。ストーリーもあわらにスポットが当たって、新の話も丁寧に描かれます。キャラクターたちが福井弁で会話するので、実際に福井に住んでいる方に聞いていただいたら“おっ！なんか地元の感じがする！”と感じてもらえるのかな、と思います。私は福井弁を喋っていないですけれど、新役の細谷佳正さんをはじめ、福井弁を喋るみなさんがすごく頑張っていたので、そこも見てもらえたらうれしいです。

――「ちはやふるスペシャルVOICE inあわら」の感想と楽しみ方を教えてください。

聞かせていただいたのは新のボイスだったのですが、耳元から声が聞こえるので新がそばにいるような感じがして、新のファンのみんなが“わぁ～！”って喜んでくれる顔が目に浮かびました。私は「あらた坂」に関するボイスを録ったのですが、“新の名前のついた坂道ができてうらやましい！”という千早ちゃんの素直な気持ちを力強くのせました。
16ボイスあるということで、まち巡りをしながら全部のキャラクターの声をコンプリートしてもらえたらな、と思います。

――毎年あわらに来られているとのことですが、地元ファンにどのような印象をお持ちですか？

みなさん、とにかく笑顔でいてくださるという印象があります。作品のお話をするときも“うんうん、わかる”とうなずきながら聞いてくれますし、アニメ3期の放送が決定したことをどこよりも早く、福井で初解禁したときは泣いて喜んでくださる方もいました。みんな「ちはやふる」が大好きで、笑顔な人が多いという印象です。

――あわら市のガイドブックでモデルをされたことがある瀬戸さん。福井の好きなスポットを教えてください。

ベタだなって言われちゃうかもしれませんが、恐竜博物館はすごく楽しかったです！化石の発掘体験では、“きっと何かすごいのが出るぞ！”と思いながらやるんですけれど、なかなか難しくてあんまり化石が出なかったので、今度再チャレンジしたいって思うくらいです。あと東尋坊！私、海がすごく好きで、岩場に降りて風にあたるのがすごく気持ちよかったです。絶景なので気に入っています。

――福井のファンにメッセージをお願いします！

いつも「ちはやふる」のイベントなどでお邪魔させていただいたとき、温かく迎えてくださってありがとうございます。こんなに食べ物が美味しいまちに住まれていて本当にうらやましいな～と思います。スペシャルボイスも楽しんでいただきながら、引き続き“新の住むまち”として「ちはやふる」を応援してもらえたらうれしいな、と思います！