2020/01/19
越前市の旧今立町は日本で最も歴史ある和紙の産地と言われており、約1500年前からの伝統が受け継がれています。今年のNHK大河ドラマ 「麒麟がくる」 の主人公・明智光秀ともゆかりがあり、光秀が織田信長に仕官する際、信長の妻で光秀のいとこでもある帰蝶(濃姫)への土産として、大滝(越前和紙がつくられている地区の1つ)の髪結紙を贈ったとされています。
福井県内の「麒麟がくる」ゆかりのスポットはこちらから↓
大河ドラマ『麒麟がくる』の波は福井にも。エピソードに見る明智光秀の意外な一面
また、昨年秋にサンドーム福井で行なわれた「テオ・ヤンセン展inふくい」で、現代のレオナルド・ダヴィンチと称される芸術家のテオ・ヤンセンと越前和紙がコラボしたことも話題になりました。 芸術家の支持も厚い越前和紙とは一体どのようなものなのでしょうか?
-目次-
・こんなところにも! 身近なところにある越前和紙の技。
・日本でここだけ! 紙の神様を祀る神社
・ここで越前和紙のすべてが分かる!? 越前和紙の里
・職人さんに聞きました! 越前和紙のアレコレ。
“伝統”と言われると、「自分とは縁遠いもの…」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、実は私たちの身近なところでも越前和紙の技術が活かされています。
詳細はこちら↓
岡太神社・大瀧神社
紙の神様が祀られている『岡太神社・大瀧神社』。現在の社殿は江戸時代後期に再建されたもので、1984(昭和59)年に国の重要文化財に指定されました。
詳細はこちら↓
越前和紙を実際に見て・触れて・体験できるのが『越前和紙の里』です。越前和紙の歴史を知ることができる他、職人さんの技を間近で見たり、紙漉きを体験したりすることができます。また、和紙の里通りの景色は風情があり、とてもきれいなので散歩を楽しむのもおススメです。
-越前和紙の里に来たらここに行かなくちゃ! 3大スポット-
卯立の工芸館
卯立屋根のめずらしい様式で、和紙の里にふさわしい雰囲気を醸し出しているこの工芸館では、昔ながらの道具を使って和紙を漉く伝統工芸士の技を見学できます。
詳細はこちら↓
紙の文化博物館
平成29年にリニューアルオープンした越前和紙の博物館。越前和紙発祥の伝説や和紙の里の歴史、和紙にたずさわる人々の営みなどを総合的に紹介しています。
詳細はこちら↓
パピルス館
越前和紙の紙漉き体験を行なうことができる施設。スタッフが丁寧に教えてくれるので、小さい子どもから大人まで、家族みんなで楽しむことができます。
詳細はこちら↓
『卯立の工芸館』で職人さんが教えてくれたことをいくつかご紹介します。紙漉きの工程を実際に見せてもらうといろいろな疑問がわいてきます。
詳細はこちら↓
越前和紙の里で、1500年の伝統を守り、新たな世代へと受け継ごうとする方々に出会いました。私たちもその伝統を知ったり、受け継がれた技を体験してみたりすることで、これからも続く長い歴史の一部になるのかもしれませんね。
越前和紙のふるさと・越前市には、まだまだ楽しいスポットがいっぱい! ぜひ訪れてみてください♪
罪悪感なしの“低グルテン”のお菓子で至福の時間を|こめこのおかし 灯菓
お肉を食べるなら絶対!越前市の“和ビストロ”に行ってみて。|rita
ロマン感じる、“ハート尽くし”の縁結びスポット誕生!|万葉の里味真野苑
日々URALAからのお知らせをLINEで受け取れます!