3代目・麻宮サキこと浅香唯さんと当時の流行りをプレイバック!|1988.10月号

2020/04/07

さぁ、始まりました! 月刊ウララのバックナンバーから“あの頃”を振り返るアーカイブ「バック・トゥ・ザ・ウララ」新連載の第1弾は記念すべき創刊号から。30年以上も前に発売された第1号。当時は280円という価格で発売されていました。現在の某牛丼チェーンの並盛よりも安い! ワオ!

昭和63年9月20日発売 第1巻第1号

表紙の写真からして時代を感じさせられますが、第1号はどんな話題がとりあげられていたのでしょうか? 早速振り返ってみましょう!

巻頭企画では80年代のトップアイドル、浅香唯さんのインタビュー記事を掲載。当時もっとも輝いており、ぜひ創刊号を飾っていただきたいとインタビューできたのは福井コンサートが終わった後。束の間の時間でしたが、「真っすぐ前を見て話してくれる、彼女のその言葉の中に、仕事とすべてのものに対する真摯な姿を垣間見、黒い大きな瞳の中に、人を魅きつけてやまないパワーを感じた」と、この時の記者は語っています。

浅香唯さんと言えばね、やっぱ三代目・麻宮サキを演じた『スケバン刑事』。“スケバン”って……、今や聞くこともなければ見ることもないですが。令和世代は知らない?


P.003 創刊特別インタビュー より
P.004~005 創刊特別インタビュー より

しかし最近、伝説のツッパリマンガ『今日から俺は‼』が実写ドラマ化されスケバンが再び脚光を浴びることに! スケバン京子ちゃんを橋本環奈さんが演じ、その姿が可愛すぎるとも話題に。いかついイメージのスケバンですが時代のトップアイドルが演じれば可愛く映ってしまうのですね。

インタビュー記事とともにシングル、アルバムリリースの情報を掲載。“CD”の上に“LP”と書かれた表記が……、ん、LP? 何やら最近では見なれない文字ですが、LPはレコード盤のことです。この時はまだレコードで音源をリリースしてたのですね。


P.017 インデックス より

また音楽、映画、ビデオに本など、当時の話題を取り上げている企画、メディアインフォメーション「RANDAM PAC」ではCDとともにレコードのリリース情報が取り上げられ、こちらのページにも時代を感じます。まだ尾崎豊さんが生きています! そして「チャゲ&飛鳥」の飛鳥涼さんも初のソロアルバムをリリース。この時に、まさかあんなことになろうとは想像もつきませんでしたが、伸びのあるヴォーカルで聞かせてくれるいい歌が入っていますよ。


P.032~033 RANDAM PAC より

逆に、現代ではアナログがデジタルを超える音として、音楽ファンの中でレコードを集める人が増えています。80年代のトップアイドルの音源も福井市内で手に入るので、ぜひ一度その声に耳を傾けてほしい。福井市内のレコード店の詳細情報はコチラ


浅香唯/ハーストーリー (LPレコード)

そしてLPとともに気になったワードが“ビデオ”。今やDVDの時代ですが、当時のトレンドはカセットのビデオテープです。ツメを折ったら書き込みができなくなるとか、皆さん知ってますか?

当企画の紹介の中で気になったのが『火垂るの墓』。昭和20年6月の大空襲で、清太と節子の兄妹は母親を失い、二人だけの生活を始めるのですが……。ちなみに、あまりに悲し過ぎるお話で最初から最後まで観れず途中で断念してしまうという個人的な思ひでも……。


P.034~035 RANDAM PAC より

初回は巻頭を飾ってくれた浅香唯さんとともにレコードやビデオなど、当時のトレンドを振り返ってみました。30年でここまでソフトが変わるとはいやはや。そんな懐かしい時代を月刊ウララのバックナンバーから振り返るシリーズ「バック・トゥ・ザ・ウララ」はこれからどしどし配信予定。次回もお楽しみにッ!




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