【ふくい噂の真想】

新創刊の俳句雑誌はまるで週刊誌!? 攻め過ぎな『俳諧旅団 月鳴』の真相を追った!

2020/03/10

福井県現代俳句協会の中内亮玄会長が、この度、自身の結社を立ち上げ、結社誌「俳諧旅団『月鳴』」を出版しました 。「俳句の本」と言うと堅苦しそうなイメージを持ちますが、それにしても、俳句雑誌らしからぬ表紙は、まるで某週刊誌……。しかも非売品だというから余計気になる! 図書館では閲覧可能らしいので、確かめるべく本を見に行ってみました。


『俳諧旅団 月鳴』は 非売品

GAFA帝国やら、国営放送の某人気キャラの名前まで出して大丈夫でしょうか…、って心配になるくらいに際どいラインを攻めています。初めて見たとき数秒ガン見しました。「○○ぜよッ!」ってその語尾土佐弁(笑)。

なぜこのような表紙になったかは福井県現代俳句協会の代表を務め、俳人である中内亮玄(なかうちりょうげん)氏が本の中で綴っています。中内氏は週刊誌が大好き。休みの日に近所のラーメン屋で週刊現代などの週刊誌を読みながら餃子をつつき、ビールで流し込む、週刊誌、餃子、ビール、この最強のトライアングルを楽しむのが至福のひと時。


他の俳句雑誌とは非なるインパクト

だから大好きな週刊誌に憧れていたという事もありますが、「触れられないのが一番寂しい」という想いからインパクトを重視。とにかく目に止まれば周りから何かしらの反応があります。また、「一生に一回しかない創刊号だから好きな様に」という気持ちもこの表紙に込められてます。


福井県現代俳句協会の会長を務める俳人・中内亮玄氏

そして何より、『月鳴』は売り物ではない。 だからこそ他書と違い、型に嵌らず誰にも媚びない合同句集が完成しました。 福井県在中の「月鳴」に加盟する方や、著名な俳人の句、また全国から寄せられた句などを掲載。 作者みんなが目立ち楽しい本となるように作られています。

『俳諧旅団 月鳴』は、まだ旅立ったばかりの“小さな船”。小さな船だからこそ、自由に舵をとれ好きな方へと向ける。ある種贅沢だ。今回、船に乗った=雑誌に載ったすべての俳人が恰好良くなるようにも作られている。また中内氏は「男は恰好つけてナンボ。男だから何だというとクレームをつけるヤツがいますが、恰好つけられないヤツよりマシ」と言う。先生、何かカッコいい!


怒られることは覚悟のうえ?

次の号はどんな風になるのか、期待がかかりますがこの俳句雑誌は中内氏ほぼひとりで作っており、製作は実に半年の歳月がかかった。だから次の号はまた来年。目標はあと9冊、10年「月鳴」を続けることらしいです。次回こそグラビアよろしくお願いします(笑)。

俳句の心得がない方も面白く読める本なので、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょう。非売品ですが全国の図書館で閲覧可能です。


俳諧旅団 月鳴(ゲツメイ)  令和2年2月22日創刊
【お問い合わせ】 下記ホームページから問い合わせください。
【HP】あり
※非売品 全国の図書館にて閲覧可能




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