福井市の呉服町中央商店街でみつけたステキな雑貨店で、いいモノに出会う。|HERE&NOW

2020/03/20

HERE&NOW
2019/12/3(火)オープン

呉服商がたくさん集まっていたところから、「呉服町」と言われるようになった福井市の「呉服町中央商店街」。歴史あるこの街に2019年の年末、ひっそりオープンした雑貨屋さんがあると聞き、さっそく伺ってきました。お店の名前は『HERE&NOW』です。

HERE&NOW
長年おばあちゃんがひとりで営んでいた理容店を改装

「家庭を持ち、慌ただしい日常を過ごすなかで、暮らしにそっと寄り添ってきた日本の工藝品の使い勝手の良さや、普遍的な美しさにどんどん惹かれて」と、お店をはじめるきっかけをにこやかに話してくれた店主。彼女がセレクトするのは、自らが「これかもずっと使っていきたい」と感じた、国内外の職人や作家の手から生まれた器や日用品、そしてシンプルで着心地のよい大人の日常着です。

HERE&NOW
小さなお店の中には店主がセレクトした器や洋服、アクセサリーなど、暮らしに寄り添うアイテムが並んでいます

HERE&NOW
「TEMBEA」のトートバッグも扱っています

「まだまだ勉強中」という店舗奥に並べられた、見ているだけでも楽しくなる器たち。愛知(瀬戸本業一里塚窯/瀬戸焼)、島根(湯町窯/布志名焼)、福岡(太田哲三窯/小石原焼)といった産地で作られた器たちは、その土地の風土はもちろん、作り手の想いも感じる作品ばかり。その手触りや色合いは福井に住む私たちに、とても新鮮に映ります。

また、これら以外にも静岡県浜松市の工房で、型作りから染色まで一人で行なう型染めの染色家、山内武志さんのモダンな卓布や、群馬県桐生市にある創業140年の老舗刺繍メーカーが作る糸のアクセサリー「000(トリプル・オゥ)」など、日本の用と美の魅力を再確認するアイテムを取り揃えています。

HERE&NOW
「000(トリプル・オゥ)」などのアクセサリーの他、ウズベキスタン製のポーチも販売
HERE&NOW
店主お気に入りのブランド「Le pivot」。トレンドに左右されないシンプルなデザインは大人の女性にぴったり

手にとった品物がどこで作られ、どのような素材を使っているのかを気にせず、ついつい“リーズナブル”や“かわいい”という単語だけで、モノを購入するクセがついてしまった私たち。ときにはそのアイテムが作られた土地や、作り手の想いを感じながらの買い物もいいかもしれません。

じっくり見て、自分のライフスタイルをイメージして“これだ!”と手にしたアイテムが、モノを大切にすること、モノづくりの面白さを教えてくれます。

HERE&NOW
ずっと愛せるいいモノに出会える『HERE&NOW』

HERE&NOW(ヒアアンドナウ)
【住所】福井県福井市春山2-23-12
【電話】0776-26-3691
【時間】10:00~16:00
【休日】 Instagramのカレンダーを確認
【駐車場】来店時にスタッフまで
【HP】なし
【SNS】Instagram



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#オープン情報#ファッション#雑貨

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