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【ハナ金 夜ふかし倶楽部】
2020/03/26
今週は『勝木書店SuperKabos新二の宮店』から書店員さんおススメの3冊を紹介。親、兄弟、家族について本の中で深く掘り下げており、改めて「家族とは?」を、考えさせられる。常日頃から意識しないけど、こんな大変な時だからこそ家族に思いを馳せてはいかがでしょう。子どもにも進めたくなる必読の3冊!
サスツルギの亡霊 神山裕右(著)/講談社
全国書店員さんが選んだ2019年本屋大賞「超発掘本」に選ばれた推理小説。2年前に南極で死んだはずの兄からある日一通の絵葉書が主人公の弟のもとへ届く。「死の真相を知りたければ南極へ行くといい」。このタイミングでカメラマンである弟に越冬隊への密着撮影の仕事が舞い込んでくるが、これは偶然か……。極限の南極という密室で、苦境に追い込まれながらも真相に迫るシーンをスリリングに描いている。皮肉にも、事件を通して初めてその心情が分かり合おうとする兄弟。親とは、兄弟とは何かをつづりながら繋がるものをみつけようとする。
父より息子への30通の手紙 G.キングスレイフォード(箸)/新潮社
ビジネス本としても最良の1冊。 カナダ人の実業家である著者が、会社を継ぐ息子へ宛てた30通の手紙が本に。ビジネスマンとして父は働き盛りの時に2度にわたる心臓の手術を受け、生きているうちに様々な経験から学んだ人生の知恵やビジネスのノウハウを息子に伝えたいと、ビジネスマンとしての熱意と息子への愛情を手紙に書きました。ビジネスの普遍的なノウハウを語りますが、父が息子へと宛てた文面なので温かく優しい語り口で伝えてくれる。だから説教くさいような内容もストレスを感じずにスッと頭に入る。親目線、子ども目線で読むとまた捉え方が変わります。
宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八 小野雅裕(著)/講談社
子どもにも読ませたい書店員さんおススメの1冊。宇宙開発史において脇役で置かれたであろう無名の技術たちにスポットを当て、宇宙開発最前線で活躍する著者が「宇宙」を独自の視点で語る本書。アポロ計画成功の陰にも40万人の無名のヒーローがいた。「アームストロングとオルドリンはいわば、30億人のアバターだった。月に立ったのは二人の人間ではない。人類だったのである」(本書より) 。皆がワンチームとなり闘った。それゆえに、誰もが主役となれる物語を語れるのかもしれない。今の日本を陰で支える、その「誰か」はお父さんなのよ。
【本日のハナ金コンシェルジュ】
勝木書店 SuperKaBoS 新二の宮店
清水店長
福井県最大級! 書籍は約20万部取り扱う新二の宮店。ここでなら素敵な本を出合えることは間違いナシ! またコミック、CDやトレーディングカードも多数販売。
勝木書店 SuperKaBoS 新二の宮店
【住所】 福井県福井市二の宮5-18-8
【電話】 0776-27-4678
【時間】9:30~23:00
【休日】無休
【駐車場】あり
【HP】あり
【SNS】Twitter
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