【愛しのアニマルちゃん】
2020/04/14
前回紹介したフランソワルトンの隣の部屋にいるのがシロテテナガザル。その名の通り手足が白く、腕が長いのが特徴のおさるさんです。シロテテナガザルも家族で群れを作る動物。この動物園には、家族思いのお父さん・テツ、愛情深いお母さん・ミヨ、その子どもたちのテテ、ノン、コムの5頭が暮らしています。うんていをするときのような動きで木から木へと移って生活しており、地面で過ごすことはほとんどないそうです。大きな鳴き声を上げているのは主にお母さんで、縄張りを誇示する意味があります。
シロテテナガザルは赤ちゃんが生まれると、歩けるようになるまでの約1年間、親が抱っこして育てます。親は赤ちゃんにかかりっきりになるため、すでに家族に上の子がいる場合、その子は赤ちゃんに親を奪われたような気持ちがして嫉妬するそう。赤ちゃんの足を引っ張っていじめてしまうこともありますが、半年くらいするとだんだんと赤ちゃんとの接し方が分かってきて、赤ちゃんが大きくなると一緒に遊び始めるそうです。弟や妹がいる人は子どもの頃に似たような思いをしたかもしれません。シロテテナガザルはそれだけ人間と近い感覚を持っているんですね!
※情報は取材時のものです。営業時間等に関しては直接連絡してご確認ください。
鯖江市西山動物園
【住所】福井県鯖江市桜町3-8-9
【電話】0778-52-2737
【時間】9:00~16:30
【休日】月曜(祝日の場合は翌日)
【入園料】無料
【駐車場】西山公園駐車場、または西山公園南にある鯖江市嚮陽会館前駐車場・ふれあい広場駐車場(2時間以内無料)を利用
【HP】あり
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