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2020/04/21
学芸員「石碑からメッセージ」
一九一八(大正七)年に世界でまん延したインフルエンザ「スペイン風邪」が広がり、離村に追い込まれた集落が大野市の山奥にあった。集落跡に立つ石碑には、住民のほぼ全員が感染して一割近くが死亡し、医療崩壊や基幹産業の停滞を招いたことが克明に記されている。新型コロナウイルスの感染が拡大する今、密閉、密集、密接の「三密」が原因と思われる百年前の惨状を繰り返してはいけないと、無住の地から訴えている。 (山内道朗)
(日刊県民福井)
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