【炎上エンジョイ!】
2020/06/24
僕は福井から19で大阪に行き30で東京に、40でアメリカに行きます。僕らの世界はとてつもなく広く沢山の人がいて、僕らは何にでもなれるという無限の可能性があります。この前、テレビに出てる先輩芸人にアメリカでコメディをやると話したら「お前には無理や」と言われました、彼は高校生の時の僕の憧れの人でした、しかし僕が芸人になってからは彼のことがすごく小さく見え始め、たまたま飲ませてもらった時に、アメリカに行く話をしたらそう言われました、彼自身、自分が諦めたものが多いんでしょう、諦めた人間は諦めない人間にこう言います「みんなやってるんやからおまえもやれ」と。
僕らは個人の集まりです、みんなとは個人の集まりなんです。だからまずは個を大切にし、その中で、集団を考えていけばいい。個を捨て輪にいることは楽です。しかし、それは機械になってしまう。僕らは人間です。「自分らしく」を生き続ける限り守り続けましょう。 僕は、おまえには無理だと言われた時に、あの頃の福井のまわりの連中を思い出して、ブレてない自分自身に、ニヤリとしました。僕は何にでもなれる、と40でもまだ思ってる。be動詞を39歳で覚えました。英語大丈夫?と言われます。やりたいかやりたくないかだけ、出来るのは、いつか、でいい。
家族のせいにしちゃいけないよ、場所のせいにしちゃいけないよ、年齢のせいにしちゃいけない。環境はその場所にしかないけど、可能性はあなたにある。だからその場所が嫌なら抜け出し、その関係性が嫌なら断ち切れ、我慢し、諦めると、あなたは誰かに、おまえには無理だ、と他人の未来を否定する弱い人になってしまう。
あなたの人生は親のものではない、あなただけのもの、あなたの未来はあなたの手の中にしかない。それを誰にも譲り渡してはいけない。夢を諦めた大人たちやその大人たちに夢を見る事を諦めさせられた子供たちは、君の手の中にある未来を平気で奪いとろうとしてくる。奪われてはいけないよ。強く掴んで離さなければあなたはいつかなりたい自分になれる。まずおれがそれを証明するよ。
福井県という場所が年寄りに安心を与え、若者が夢をみれる場所であることを願ってます。
ウララさん、読者の皆さん、長い間、読んでくださりありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
(おしまい)
村本大輔(むらもとだいすけ)
福井県おおい町出身。2008年位結成したお笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」のボケ担当。ツイッター
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