【ハナ金 夜ふかし倶楽部】

いちばん売りたい本!! 全国の書店員さんが選んだ本屋大賞2020受賞作。

2020/09/17

今いちばん売りたい本を、全国の書店員さんの投票だけで選ぶ「本屋大賞2020」。現在は「2020年ノンフィクション本大賞」ノミネート作を発表中(大賞は11月上旬発表予定)。今回は2020年本屋大賞&ノンフィクション小説部門の受賞作品を『勝木書店 SuperKoBoS 新二の宮店』様からご紹介いただきました。書店員さんが読んで決めた作品だけあってどれも傑作なのだ!



流浪の月 / 凪良ゆう(箸) 東京創元社

2020年本屋大賞受賞作。「幼女誘拐事件」の加害者・ロリコン青年「文」と被害者である主人公の「更紗」。世間からすれば、更紗は「かわいそうな被害者」であるが、真実は違った。むしろ非情な日々から文が救い出し、保護したのであった。加害者と被害者が惹かれ合うという物語は、「ストックホルム症候群」と言う言葉で括れそうだが、そんな簡単な単純ではなく深い関係で結ばれている。だが、結ばれようとしても「幼女誘拐事件」の加害者と被害者という名が知れ渡り、ネットの誹謗中傷があたりまえの世間は許すハズもない。ふたりの今後やいかに……。




アーモンド / ソン・ウォンピョン(箸) 矢島暁子(翻訳) 祥伝社

2020年本屋大賞翻訳小説部門第1位。主人公「ユンジェ」は生まれつき扁桃体(アーモンド)が人より小さく、怒りや恐怖の感情を感じることができない。だが、母親が「喜怒哀楽」という感情を、丸暗記させることでユンジェを普通の子どもに見えるよう訓練しのだった。そんな息子を溺愛した母が、交通事故で植物人間となり、ユンジェがひとりぼっちになった時、現れたのがもうひとりの“怪物”と言われる「ゴニ」だった。ユンジェとは真逆で感情を激しく表に出すタイプのゴニ。それはまるで「陰と陽」。そんなふたりが出逢ったときユンジェにある変化が?! アカデミー賞受賞作『パラサイト』しかり、最近は韓流がアツいッス!




ライオンのおやつ / 小川 糸(箸) ポプラ社

2020年本屋大賞ノミネート作品第2位に選ばれた作品。若くして余命を告げられた主人公「雫」は、人生最後の日々を過ごすため瀬戸内の島のホスピス「ライオンの家」へ。そこには「おやつの間」という部屋があり、毎週開かれる茶会でゲストは「もう一度食べたい思い出のおやつ」をリクエストでき、忠実に再現されたモノが出される。ホスピスに来たことで雫はいくつもの出会いに恵まれ、おやつの時間は「生きる希望」となった……が、時間が経つにつれ意識が混濁し、死の終わりが近づく。雫は最後のおやつに何を選ぶか、と考えると共に自分の最後のおやつも悩んでしまう(笑)。




【本日のハナ金コンシェルジュ】
勝木書店 SuperKaBoS 新二の宮店
清水店長
福井県最大級! 書籍は約20万部取り扱う新二の宮店。ここでなら素敵な本を出合えることは間違いナシ! またコミック、CDやトレーディングカードも多数販売。

勝木書店 SuperKaBoS 新二の宮店
【住所】 福井県福井市二の宮5-18-8
【電話】 0776-27-4678
【時間】9:30~23:00
【休日】無休
【駐車場】あり
【HP】あり
【SNS】Twitter



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