アート・美術 | 平面・写真THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦

庶民の娯楽として愛された浮世絵を芸術に昇華した明治期の「新版画」。その魅力を版元・渡邊庄三郎の功績とともに紹介する展覧会が開催。
風景画、役者絵、美人画など浮世絵のセオリーを踏襲しながら、30~100色以上の色彩を重ね、西洋画の視点も取り入れた木版画の極致を堪能できる。約180点にのぼる展示作品はすべて残存数の少ない貴重な初摺。版木が完成して間もなく刷られた最初期の作品で、美麗な線と色彩が美しい。また、会場1階の特設コーナーでは新版画に採用された和紙「越前生漉奉書(えちぜんきずきぼうしょ)」についても紹介。発色がよく、時に数百回にも及ぶ重ね摺りに耐え、保存性も高い最高級の紙質で、その質感を触って確かめることもできる。福井が誇る伝統工芸と、当時の版元、職人たちが後世に贈る至高の芸術をぜひ楽しんで。
  • 会 場

    福井市美術館[アートラボふくい] (福井市下馬3-1111)
  • 日 程

    2025/06/07(土) 〜 2025/07/13(日)
  • 時 間

    9:00~17:15(最終入館16:45) ※月曜休館、6/7は午前10時開場
  • 料 金

    一般1200円、大高生800円、小中生500円 ※未就学児無料
  • お問い合わせ

  • THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦
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