まなび | 講座・教室「建築家がつくった椅⼦、えらんだ椅⼦」展
建築設計事務所がセレクトするローカルライフを楽しむインテリアショップ「h+lab.」の企画展。
 かつて建築家は、建築や家具をゼロからデザインする存在でした。しかし現代では、カタ ログから最適なものを選ぶことが多くなり、デザインの仕事は「つくる」から「えらぶ」 へと広がりを見せています。これは、純粋な創造の時代から、既存の資源や情報を再構成して価値を生み出す“編集の時代”への転換を示しています。 本展は建築家が自ら「つくった」椅子と、空間のために「えらんだ」椅子を並べて紹介します。椅子は、人と建築をつなぐもの。その選択や造形には、建築家の思想や時代の価値観が表れます。 AI時代において、建築家に求められるのは「編集する力」です。無限に生成される情報や 形の中から、何を選び、どうつなぐか。本展では、椅子を通して「つくる」と「えらぶ」 を行き来しながら、これからの環境デザインの可能性を探ります。
 
 期間中、成型合板の技術で丈夫で美しい家具を生み出してきた「天童木工」や、建築知識ビルダーズで「おすわり講座」を連載中のおすわりソムリエ・小谷和也氏によるギャラリートークも開催(要申し込み)。
 詳しくはホームページより。