【気象予報士 二村千津子の風と雲】
2026/10/07
こんにちは。福井県住みます気象予報士の二村千津子です。
2か月ぶりのコラムです。9月はお休みをいただいてしまいました。
この夏から秋にかけては、全国各地で秋雨前線や台風の影響で
記録的な大雨が猛威を振るいました。
福井県も例外ではありませんでした。
8月29日から30日にかけては坂井市から福井市、そして奥越で大雨になりました。

2日間に降った雨の量をみると、各地軽く200ミリを超えて、春江、美山、勝山、大野は300ミリを超えました。
それぞれの平年の8月1か月に降る雨の量の2倍前後の雨がたった2日間で降りました。
日降水量の記録でみると、三国と春江は8月の1位の記録。
美山と勝山は1年を通して最も多い記録を更新しました。
これまでに降ったことのないような雨が降ると、これまでに起こったことがないような災害が、どこかで発生します。
今回も大規模な浸水被害や土砂崩れが発生しました。
福井市内の荒川や底喰川など、身近な川があふれている様子を見て、身の危険を感じた方も多かったと思います。
そして、福井市の皆さんからは平成16年7月の福井豪雨と比較する声も多く聞きました。

それぞれの雨量を比較すると、福井や美山では総雨量としては今回の方が雨量が多くなりましたが、3時間で降った雨の量の一番多かった記録をみると、福井と美山は福井豪雨の方が、多かったことがわかります。


ことしの全国各地の雨の様子を見ていると降り方が極端になってきたことを実感せざるをえなくなってきました。
一つの大雨をきっかけに次の災害に備えていくことが、後手に見えてもとても大切だと思います。ことしの雨の経験が次の雨への備えにつながるようにしていきましょう。
さて、10月のスタートは「らしい」空気感でスタートしましたが、
1か月予報によると、10月後半は、平年よりも気温は高い確率が高くなっています。
極端な暑さはなくても、最高気温が25℃近い日はちょくちょくありそうなので、
半袖を全部片づけるのは、もう少し先にした方がいいかもしれません。
おしまいに余談ですが、2026年が、あと3か月足らずなんて信じられません。
来年のスケジュール帳も買っちゃいました。
今年の目標を掲げている方、進捗状況はいかがですか? 私は…これから頑張ります!
※回答の掲載時期は未定です。全てのご質問にお答えできるとは限りませんので、ご了承ください。
二村千津子(ふたむらちづこ)
福井県出身。気象予報士・防災士・気象防災アドバイザー
2017年から7年間NHK福井放送局「ニュースザウルスふくい」で気象情報を担当。 アメブロ
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