アート | 平面・写真秀の間 樹の眼
仁愛女子短期大学教授でありデザインディレクターとしても活動する西畑敏秀氏と、広告写真などを手がけながら故郷福井を記録する写真家たとり直樹氏が、これまで携わってきた『黒龍酒造』のクリエイティブを振り返る二人展が『福井市美術館』にて開催。
情報誌「永」、新聞広告、ポスターなどの作品や数多くの写真には、西畑氏が目指してやまない日本文化の〝上質な普通〟に息づく「間合い」と、たとり氏の眼差しが追い求める、時が止まったような「幽玄」の瞬景が宿っています。
文化元年(1804)の創業以来、伝統と革新を繰り返してきた『黒龍酒造』という〝えたいのしれない〟存在に出会い、仕事の領域を超えたライフワークとして表現への挑戦を続ける、ふたりの軌跡が呼応する展覧会です。
※2月12日(金)は休館日