その他 | 展覧会・展示会特別展「没後100周年記念展 内海吉堂」
近代の郷土画家・内海吉堂(うつみきちどう)の没後100年にあたり、敦賀で生まれ、京都画壇で活躍した吉堂の画業について、福井や周辺地域にのこされた資料からたどります。
前期:9月14日(木)~10月9日(月・祝)
後期:10月11日(水)~11月5日(日)
内海吉堂 嘉永3(1850)年生―大正12(1923)年没
敦賀出身。幼少期に滋賀県多賀町へ移り、医者小菅兎峰(こすがとほう)に漢学を学ぶ。絵は四条派の塩川文麟に師事。明治10(1877)年から6年間中国へ渡る。帰国後、南画家として京都を拠点に活動。京都青年絵画研究会審査員、京都陶器会社工業課長、日本南画協会評議員などを務める。明治28(1895)年、東本願寺御影堂の障壁画を制作。内国勧業博覧会、日本絵画共進会、文展等の展覧会に出品し受賞を重ねる。敦賀や近江の商人らとも交流し、支援された。