まなび | 講演会ふるさと未来講座「歴史」 寛文近江・若狭地震と小浜藩による復興-「歴史地震」研究から過去の地震災害を学ぶ

今からおよそ360年前に福井県嶺南地方を含む近畿地方北部で発生した巨大地震について、歴史学と地震学の観点から当時の様子を推察する歴史地理学講座が開催。

〈内容〉
寛文2年5月1日(現在の暦で1662年6月16日)、巨大地震が若狭や近江、京都を襲いました。推定されるマグニチュードは7.5前後(令和6年能登半島地震とほぼ同じ)。この地震により三方五湖東岸が3m以上隆起し気山川が閉塞したことで湖沿岸が大きく浸水。小浜城では城郭や城下町に大きな被害をもたらしました。これらのことが、古文書や古記録による文献史料調査と現地の地形・地質調査で明らかにされています。
本講座では、歴史学と地震学をあわせた「歴史地震」研究の例として、寛文地震による地変や被害の様相、行方久兵衛らによる浦見川開削など小浜藩の復興対応を、歴史地理学の視点から考察します。

講師:国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質情報基盤センターアーカイブ室 滋賀県立琵琶湖博物館 特別研究員 小松原 琢 氏
対象:県民どなたでも
会場:本会場/福井県生活学習館 (ユー・アイ ふくい)映像ホール、サテライト会場/若狭図書学習センター 講堂
申込:要(2025年2月9日締め切り)
定員:本会場/先着60名、サテライト会場/先着30名
  • 会 場

    福井県生活学習館(ユー・アイ ふくい)(福井市下六条町14-1)
  • 日 程

    2025/02/11(火)
  • 時 間

    14:00~15:30
  • 料 金

    無料
  • お問い合わせ

    0776-41-4206(福井ライフ・アカデミー本部)
    ホームページ

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