【ハナ金 夜ふかし倶楽部】

“父”とは?その生態に鋭くメスを入れた傑作3選

2019/06/13

今年の父の日は6月16日。プレゼントに素敵な本を贈ろうと考える方も少なくないのでは?という送る側の筆者も“父”であったりします。今回は“父の日”をテーマに、あらためて「お父さんとは何ぞや?」と考えさせられる本を勝木書店さんから紹介いただきました!夜もふける、読書にふける、父ふける(五・七・五)。

銀河鉄道の父/門井慶喜

第158回直木賞受賞作。宮沢賢治の波乱万丈の人生劇場を、父・政次郎の視点から描く。賢治の生家は裕福な質屋。長男として生まれた彼は家を継ぐ立場だが、学問の道へ進むことを選ぶ。商屋として財を築いた厳格な生き方をする父に対して、賢治はすべて真逆をいく万年反抗期。そんな息子へ厳しくいきつつも時に優しさを感じさせ、攻めきれない父。裏を返せば息子が愛おしくて仕方がない。ドラ息子への親バカっぷりに家族愛を感じさせる一冊です。




ヨチヨチ父/ヨシタケシンスケ

月刊「赤ちゃんとママ」で約3年間連載されていた作品をまとめたコミックエッセイ。お父さん目線の子育てをユーモアあふれる発想で描く。「オギャーッ」っと赤ちゃんが生まれると同時に、育児歴0年“頼りないお父さん”も同時に誕生!「可愛いからへっちゃらさ!」「笑顔で疲れも吹き飛ぶ」なんてウソ?美談だけでは語れない!思わず共感する、子育ての苦労を作者の実体験談も踏まえて鋭くメスを入れる。ママにも読んでほしい一冊。父ちゃんも大変なのよ。




ウチのダンナがかわいすぎるっ!/安藤たむ

ノンケな嫁と、GID(性同一性障害)でFtM(女→男)の元♀ダンナちゃんとの夫婦愛を描くエッセイマンガ。LBGTの世界、オペやホルモン治療のことなど、セクシャルマイノリティのリアルを、“なんとかなる”思考の嫁ちゃん目線で明るく描く。しっかりもののダンナとの出合いから入籍までの道のり、そしておのろけ話がたっぷり。ちょっと引くぐらいのラブ×2感!そこいらの男子では出ないダンナのイケてるコメントはグッときます。

【本日のハナ金コンシェルジュ】
勝木書店 SuperKaBoS新二の宮店
清水店長
福井県最大級!書籍は約20万部取り扱う新二の宮店。ここでなら素敵な本を出合えることは間違いナシ!またコミック、CDやトレーディングカードも多数販売。

勝木書店 SuperKaBoS新二の宮店
【住所】 福井県福井市二の宮5-18-8
【電話】 0776-27-4678
【時間】9:30~23:00
【休日】無休
【駐車場】あり
【HP】あり
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