なぜそのタイトルに!? 人気ラッパー・DOTAMAの嶺南PR動画「若狭の魅力を伝えたいけど予算がねぇ」。

2021/04/22

北陸新幹線敦賀開業に向け制作された、YouTubeの嶺南PR動画の内容とタイトルが“笑劇的”過ぎると話題に!「若狭の魅力を伝えたいけど予算がねぇ」と題し、卓越した音楽性とスキルフルなラップで人気のDOTAMAさんが、ユーモラスにラップ調で敦賀市から高浜町まで6市町の観光名所や地元グルメを紹介。

予算がねぇ……とは、やや自虐的にも聞こえますが(笑)。このタイトルと動画の内容には、ある2つの意味がかけられているとか。

県内某所で行なわれたロケ風景

その1つは“予算が少なくても楽しめるのが良い!”というところ。 嶺南の魅力をPRする企画会社の社員などに扮した、監督役の芦沢ムネトさんら5人(※DOTAMAさんもチラチラ動画内で登場)。彼らがJR小浜線の各駅から使える「レンタサイクル」を駆使し、『氣比神宮』『瓜割の滝』『敦賀赤レンガ倉庫』『熊川宿』『三方五湖』を周り、ちょっとリッチなグルメに舌鼓。低予算で観光名所を巡り、交通費が浮いた分で美味しいものが食べられるのは、嶺南ならではの楽しみ方ですよね。

レンタサイクルで『敦賀赤レンガ倉庫』前を走るロケ風景

そして、2つめは“本当に低予算で作られている”というところ。 嶺南地方のロケ部分以外は、ほぼオフィスのセット内にて展開。確かに動画制作は予算を掛けてなさそうですが、巧みにテロップや編集を駆使し、面白おかしくて“ツボる”内容に仕上げています。架空の企画会社が予算がないなかでどうPR動画を制作するのか、旅を満喫するかの物語も見どころ。

JR小浜線、車両内でのワンシーン

なお、DOTAMAさんは栃木県出身で、福井との直接的なつながりはないそう。ですが、全国へ発信できて若い人たちにも興味を持ってもらえる動画を作りたいということから、今もっとも注目を集めるラッパーのひとりであるDOTAMAさんを起用されたそうです。

東京都内某所のスタジオにて行なわれた撮影風景

DOTAMAさんも来福はしていませんが、観光名所やグルメを知って嶺南の魅力にハマったとか。 さらに、この動画は、YouTube内だけではなく、東京メトロの有楽町駅、銀座駅のデジタルサイネージ(電子看板)でも発信されました。関東圏からも「嶺南に行ってみたい」と多くの反響も!

動画を制作した若狭湾観光連盟の担当者は「まずは動画で嶺南を知ってほしい。それから実際に足を運んで楽しんでいただきたいです」と話していました。 ぜひ、「若狭の魅力を伝えたいけど予算がねぇ」を視聴してから、嶺南の旅を満喫してはいかが。JR小浜線に乗り車を使わない旅など、いろいろ工夫して自分に合った楽しみ方を見つけよう。


一般社団法人 若狭湾観光連盟
【お問い合わせ】0770-64-5640
【HP】あり
【SNS】Twitter YouTube


日々URALAからのお知らせをLINEで受け取れます!

#エンタメ#嶺南

  • ツイートするツイートする
  • シェアするシェアする
  • 送信する送信する