2019/07/28
※終了しました
卓越した芸術作品を作成した者または芸術の進歩に貢献した者に授与される賞で、司馬遼太郎や十二代目市川團十郎も受賞した「日本芸術院賞」。1950年以降は受賞者の中でも特に選ばれた者に対して「恩賜賞」が授与されるようになった。その栄誉ある賞、日本芸術院・恩賜賞に2018年度は坂井市三国町出身の詩人・荒川洋治氏が輝いた。
それを記念し、三国出身のもう一人の日本芸術院受賞者で洋画家・新道繁(1907~1981)の作品を集めた企画展が開催される。
新道画伯は1961年に「松」で日本芸術院賞を受賞。強い季節風に耐え、細いながらも悠々と自由に生えている松を多く描き、“松の画家”と称された。今回の企画展では「松」連作をはじめ、貴重なコレクション作品10点を展示。この機会に“松の巨匠”新道繁がみつめた世界に触れてみよう。
また、秋には荒川洋治氏へと連なる三国の近代文学の世界を紹介する予定。そちらも要チェックだ。
松の巨匠 新道繁がみつめた世界
期間は2019/07/27(土)~09/01(日)。イベント情報はこちら