伝統的モダンルーム&絶景|海辺の宿 ひがし

2024/09/30

絶景の海と風情の山、
非日常を贅沢に選ぶ。

海をイメージし、ふすま紙や畳など部屋ごとに違うデザインに。
広々とした配置も海を感じさせる

敦賀の景勝・気比の松原を出発し、潮の香りと木漏れ日を感じながら敦賀半島を車で走ること10分、目前に海が広がる抜群のロケーションに佇むのが『海辺の宿ひがし』。昭和51年に先代が創業して以来、変わらないもてなしの心を大切にしながら、近年では毎年改装を重ねるなどの変化も取り入れることで、訪れる人をますます虜にしている。

目を引くアーチ状の天井は、貴重な造りをそのまま利用。
数々の調度品は女将自らが県外などに足を運び揃えている

「今年のリニューアルは、目の前の海が大きく見えるように窓を大きくしたんです」と語るのは、女将の容子さん。窓枠を大きくし、障子を無くした開放感のある窓のおかげで、海側の客室では部屋にいながらにして刻一刻と表情を変える海の景色を心ゆくまで楽しむことができる。特に敦賀湾に昇る朝日が客室の窓一面に降り注ぎ、心地良い波音をBGMに目を覚ますといった非日常な体験は、時間に追われる忙しい心身をリフレッシュするにも最適だ。

女将と娘の瑞姫さんが作る、地元の恵みを活かした料理の数々。
当日ご主人が釣ったとびきり新鮮な魚が並ぶ時も
©https://higashi-ryokan.com/

一方、山側の客室は築100年を超える古民家をリノベーション。古き良き時代の面影を残す温かみのある室内に、こだわりの家具をレイアウトしたレトロモダンな設えになっている。快適さにも配慮した、ノスタルジックな雰囲気の空間はゆったり過ごすくつろぎ時間を与えてくれるため、家族連れだけでなく、夫婦やカップル、一人での旅行にもぴったり。気の向くままにおひとり様を満喫したり、大切な人と語らったり……。そんな風に過ごす時間は忘れられない思い出となりそう。

ご主人の浩輝さんが営む『ひがし渡船』は宿の目の前から乗船でき、春秋シーズンは釣り客でも宿が賑わうそうだ

部屋ごとにこだわった設えと、アットホームな親しみやすさが共存する『海辺の宿ひがし』。「格式ばらず、気軽に来てもらえるようにしたい」と笑顔で気さくに話す女将の言葉通り、〝帰るころにはまた来たくなる〟そんな気持ちになる宿だ。

古民家の大きな梁をアクセントにした個室食事処にはテーブル席を用意

海辺の宿 ひがし
【住所】福井県敦賀市沓18-7
【電話】0770-26-1611
【時間】チェックイン15:00、チェックアウト9:00
【料金】1泊2食付17,000円〜(平日)/1名
【HP】あり



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#嶺南#民宿

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