大河ドラマ「光る君へ」で観光誘客、越前市が「ロケーションジャパン大賞」部門賞を受賞！

地域を盛り上げて、まちを沸かせた作品と地域を表彰する「第15回 ロケーションジャパン大賞」で、ＮＨＫ大河ドラマ「光る君へ」の舞台となった福井県越前市が部門賞（支持率部門）を受賞しました（京都府宇治市、滋賀県大津市と同時受賞）。

越前市では、福井鉄道のラッピング電車運行やラッピングシャトルバスの運行、「紫式部の旅」再現行列イベントを主催するなど、観光誘客の取り組みを推進。また、それぞれの市で大河ドラマ館（展）を開催し、越前市には全国から約16万人が来館しました。

また、越前市は京都府宇治市、滋賀県大津市と連携協定を締結、「光る君へ」の放送に合わせて「紫式部ゆかりのまち」として3市共同での魅力発信や連携周遊イベントの実施による観光誘客に取り組むなど、一連のシティプロモーション活動が評価されました。

2月20日の授賞式（東京都渋谷区）で表彰を受けた山田賢一越前市長は「今回の受賞を通じて、越前市が『紫式部が暮らした地』として全国に広く知られる機会となったことを、大変誇らしく思うとともに、1500年の歴史を持つ越前和紙や越前国府など、豊かな伝統文化が今も息づくまちであることに、改めて注目されたことは大きな喜びです」などとコメントを発表しました。

「第15回ロケーションジャパン大賞」はロケーションジャパン編集部が主催。2023年11月から24年10月までに公開・放送された映画やドラマを対象作品に、２万人の一般アンケートを実施、審査を経て、その年で一番地域を盛り上げた作品と、作品を支えた地域の表彰。グランプリは、劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星（みちしるべ）』、北海道函館市が受賞しました。