【気象予報士 二村千津子の風と雲】
2026/04/01
こんにちは
福井県住みます気象予報士の二村千津子です。
新年度が始まりました。去年のいまごろは、東京を離れる準備に追われていました。
もう1年も経つのですね…
さて、先月、3月20日の春分の日、ウグイスの声を聴きました。
3月は音の春、というように鳥のさえずりもにぎやかになります。
鳥の鳴き声はそこまで詳しくはないですが、ひばりやヒヨドリ、そのほか、「暖かくなって気持ちいいねぇ」と喜んでいるようなさえずりが聞こえます。
そして、いよいよ桜のシーズンに突入しましたね。

3月17日から観察し始めた、マイさくらのつぼみ この原稿を仕上げている3月27日の様子をみると、もう薄ピンク色の花びらがフワッとしてきていて、暖かさ次第で1~2日で花開きそうなつぼみがたくさん。

福井市のサクラ開花の平年日は4月1日ですが、この記事が配信される頃には、ずいぶん咲き進んでいるんだろうな…
皆さんは、お気に入りのサクラスポットはありますか?
福井にはたくさんのサクラの名所がありますよね。
わたしも隙間時間を見つけてさくらパトロールしたいと思います。
3月の音の春に続いて、4月は気温の春、と言われます。文字通り、日ごとに気温が高くなっていく時期です。

3月26日発表の1か月予報によると、4月は、気温が平年より高い確率が高く、急に汗ばむような日も出てきそうです。
重たい上着から解放されて、心も軽くなる時期ですが、春はなにかとやっかいな心配事が多い時期でもあります。
気象情報で「春の3K」とか「5K」といった言葉を耳にしたことはありませんか?
花粉や乾燥、黄砂、強風、寒暖差、などの頭文字のアルファベットがすべてKなので、3Kとか5Kという表現をします。
さらには、もうひとつ、気圧差の「K」もあてはまります。

春は、上空の偏西風に乗って、低気圧と高気圧が、交互に日本付近にやってきます。
大きな気圧の変化で、頭痛やめまいといった、いわゆる気象病が起こりやすくなります。
気象病の原因はもちろん気圧のほかにも気温や湿度が原因になることもありますが、
この時期は「気圧差」で何となく不調…ということがあるので、この「K」も油断禁物です。
そして、Kではないのですが、この時期から気を付けたい「S」があります。紫外線です。

気象庁の紫外線のデータで、福井の紫外線の強さを月別にみると、4月は9月よりわずかに弱い程度です。
強い紫外線にまだ慣れていないところに春のやっかいな「K」たちの影響で、肌にも負担が大きくなりがちです。
新年度がスタートして、環境が変わった方も多いかもしれません。気持ち的にも気が張って、気疲れしやすい時期です。お肌のお手入れなどもちょっと丁寧にしてあげて、心も体もほっこりする時間を作ってあげたいですね(言い聞かせている)
2021年の4月から始まった風と雲。6回目の春を迎えました。
変わらずに読んでくださっている方、いつもありがとうございます。
初めてのぞいてくださった方、はじめまして。ありがとうございます。
つたない文と画ですが、天気が身近に感じていただけるようなコラムになるよう、今年度も頑張ります。よろしくお付き合いください。
※回答の掲載時期は未定です。全てのご質問にお答えできるとは限りませんので、ご了承ください。
二村千津子(ふたむらちづこ)
福井県出身。気象予報士・防災士・気象防災アドバイザー
2017年から7年間NHK福井放送局「ニュースザウルスふくい」で気象情報を担当。 アメブロ
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