みんなの「駅ピアノ」 南越前からえち鉄福井駅へ

2019/12/23

待合室に設置されたピアノの演奏に聴き入る人たち=22日、福井市のえちぜん鉄道福井駅で(蓮覚寺宏絵撮影)

えちぜん鉄道福井駅の待合室に二十二日、誰でも自由に弾くことができるグランドピアノが誕生した。一九九四年三月に廃校になった南越前町(旧今庄町)の宅良(たくら)小学校で使われていたピアノ。駅を行き交う人が幸せな気持ちになることを願って「まちかど幸福(しあわせ)ピアノ」と命名され、再びたくさんの人の手に触れられることを待ち望んでいる。県によると、誰でも自由に弾ける「ストリートピアノ」の設置は県内の駅では初めて。(坂本碧)

(日刊県民福井)
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