【ハナ金 夜ふかし倶楽部】
2020/02/13
2月14日は、世界各地で“愛の誓いの日”とされる「バレンタインデー」。そんな日にピッタリの定番曲から、甘くほろ苦いJAZZバラードを『フラミンゴレコード』様から紹介いただきました。バレンタイン…といえば、いともたやすくえげつない行為を行う某マンガのラスボスか、元ヤクルトのバレンティンを想像しますが……。ちがうか(笑)。
ヴァレンタイン・キッス/国生さゆりwithおニャン子クラブ
「シャラララ~、素敵にキ~ィッス」のアタマを聴いただけで、サビまでいかなくても“ああ、この曲ね”と、分からないハズがあろうこともないベタ中のベタな曲。国生さゆりの代表曲であり「おニャン子クラブ」からのソロデビューシングルとして1986年に発売。バックコーラスはおニャン子クラブ所属の白石麻子と渡辺美奈代が担当。昭和の終わり頃に発売された曲だが、今なおこの時期には必ず耳にする名曲だ。TV番組では渡り廊下走り隊7や乃木坂46ともコラボして歌われている。
マイ・ファニー・ヴァレンタイン/スイート・ベイジル・トリオ
アルバムのタイトルに「ヴァレンタイン」、アーティスト名に「スイート」の文字が入り、まさにヴァレンタインデーを彷彿させる一枚(笑)。もちろんネーミングだけで推薦したわけにあらず。その道のプロからも定評が高いジャズピアニスト、シダー・ウォルトン率いるピアノ、ベース、ドラムスのトリオ編成。スインギーなベースに小気味良いピアノ音が合わさるコンビネーションがグッド! ジャズの音色にはスイートでなくビターなチョコが合いそうだ。
アニタ・オディ1972/アニタ・オディ
白人ボーカリストの最高峰としても名が高いアニタ・オデイの自選自作のアルバム。ハスキーボイスと個性的な歌い方が特徴で、ちょっと音程がズレて聴こえる時もあるが、これはあえてトリッキーな歌い方をしている。一度コースを外れると戻るのが難しいが、すぐ元の音に戻れるテクニックがすごい! この自由な歌い方がジャズっぽくていいですね。3曲目の「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」は‘37年のミュージカル『ベイブス・イン・アームス』の挿入歌。静かで情緒を感じられるバラードだ。
【本日のハナ金コンシェルジュ】
フラミンゴレコーズ オーナー 中野英彦さん
東京のレコード店で働いて以来、84年から福井でお店を経営。SP盤からLP盤など、約10万枚扱うアナログレコードの殿堂。お宝な一枚が見つかるかも!
フラミンゴレコーズ
【住所】福井県福井市羽水2-132 2F
【電話】 0776-33-6050
【時間】12:00~20:00
【休日】木曜
【駐車場】20台
【HP】あり
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