【mago note】

TO:CORONA2自分の不幸は蜜の味。|mago note

2020/09/10


MAGO GALLERY ONLINE (オンラインはこちら)

あれから辛うじて再開されていた映画祭に私たちの映画『Still A Black Star』をエントリーさせていました。日本の皆さんから支援を受けて完成させることができたこの映画、世界中の映画祭で評価されることを祈って……。
「アメリカ、テルライド映画祭はコロナによりキャンセルされました。」

この言葉に私たちのチームは膝から崩れ落ちました。『テルライド映画祭』は環境や、社会問題に強く権威のある映画祭の一つ。監督らも「残念ながらコレが現実……」。作品が評価されないのは自分たちの責任ですが、評価を受けるステージにも載せることができないのは、やるせない気持ちになります。「コロナよ、お前は一体何がしたいのだ」。

それでも私たちは、ここまで応援してもらった以上、どんな困難に襲われようが立ち向かうしかありません。「自分の不幸は蜜の味」。今回の困難は甘いに甘いに甘いんだ! と自分を思い込ませるのです。こんな状況でも私たちはスタッフを増員して、ガーナをテーマにした作品を作り続けていました。笑う門には福来たる、どんなに辛くても笑って彼らのために制作を続けよう!だって僕らが幸せじゃないと、彼らを笑顔にできないじゃないか! 

同時に絵画を展示会に出せない分、「MAGO GALLERY ONLINE」をオープンさせました。ポジティブな思想は次第に私たちに勇気と活力を与え、僕のスタジオは以前より増して活気が出てきました。オンラインギャラリーは順調で、オンラインで僕のことを知ってくれる機会につながり、作品を購入してくださる方も出てきました。表立ったアート経済活動ができない分、知恵を絞り、立ち向かうことができるのです。絶対にガーナのスラム街に工場をプレゼントしたい、それが今の僕に与えられた使命。負けてたまるか、絶対に負けてたまるか! 

そんなある早朝、映画監督より一通のメールが。「おめでとう、我々はアメリカの映画賞『Impact DOCS Award』で四部門受賞したよ!」

なんと、ドキュメンタリー特集部門、アジア部門、社会の変化の為の映画部門、自然環境部門の合計、四部門も受賞したとの連絡が来たのです!

私たちチームは肩を抱きしめ合い喜びを分かち合いました。遂にアメリカで我々の映画や活動に評価がつき始めたのです! 続く。

美術家 長坂真護
MAGO CREATION㈱代表取締役兼美術家 /MAGO Art & Study Institute Founder。サスティナブルを合言葉に、ガーナのスラム街に先進国が不法投棄した電子廃棄物を再利用し、美術品を制作販売。その利益をスラム街での新規雇用や完全無料の学校運営に。
公式HP Instagram



日々URALAからのお知らせをLINEで受け取れます!




#コラム#アート#連載

  • ツイートするツイートする
  • シェアするシェアする
  • 送信する送信する