彫刻家であり、京都造形芸術大学教授でもある名和晃平は本展において、泡と光のインスタレーション作品「Foam」を展示。小さな泡が次第に寄り集まり、泡の集合体(フォーム)として有機的な構造を自律的に形成してゆく様子を表現。この「Foam」、金沢で4回目となるが、一つひとつの空間も泡の生成の仕方も違い、成分も違う。形、質感、造形の仕方、毎回発見があって技術的にも発展しているという。立ち上がったボリュームは、飽和し、膨らみ続け、時に萎えて地面に落ちる。生成と消滅というシンプルなプロセスを繰り返す個々の泡は、代謝や循環を支える細胞の本質的な振る舞いと類似しており、見る者に生命の根源を連想させる。
こちらでもご紹介しています NAWA Kohei
Foam (Kanazawa)
dimensions variable
mixed media
installation view ,21st CenturyMuseum of Contemporary Art, Kanazawa, 2019
soundscape: HARA Marihiko
photo: KIOKU Keizo
©️NAWA Kohei