月刊ウララ12月号特集『訪れて 愉しい 街とお店』まだまだ知らない“いいお店”をご紹介。

2020/12/14

人と街とお店のカンケイ。

今年9月、越前海岸に出現したバナナジュース専門店。
産地や製法にもこだわった本格的な味わいが評判を呼び、にぎわいを生み出している。

試作を重ねてたどり着いた
本物志向のバナナジュース。

バナナボーイ
ちょっとトロピカルな越前海岸の専門店




話題のスポットが増えると、地域が元気になっていく。

「越前海岸に行けば楽しい時間が過ごせそう」。距離と時間を考えても、わくわく気分で車を走らせたくなる。バナナジュース専門店 『BananaBoy(バナナボーイ)』はそんなお店の一軒となっている。
このお店のオーナーは、同じ敷地内で『魚屋の喰い処 まつ田』を営む枩田卓也さん。「越前海岸盛り上げ隊」の副隊長も務めるほど、生まれ育った地元に愛情と情熱を注ぐ人物だ。
『バナナボーイ』でも、商売人、料理人としての本領を発揮し、週末になると行列ができるほどの話題のお店をプロデュースした。
最近、世間で話題のバナナジュースだが、アイデアのきっかけとなった出来事は三年前にまでさかのぼる。
「当時、カニのシーズンで食事休憩もままならないほど忙しく、厨房スタッフのまかない代わりに市場でバナナを買ったのが始まりでした。そのうちバナナに飽きて、バナナジュースを作り始めるようになり、本格的に試作を重ねるようになっていきました」と、枩田さんは振り返る。
「シンプルなのが一番難しい」(枩田さん)。バナナの産地や品種、完熟具合などを変えながら試作した回数は数知れず。「三種類ほど飲むと味がわからなくなる」と悪戦苦闘の日々を積み重ね、ついに理想の味とレシピが完成したという。
最終的に「熟するとハチミツのような甘さが生まれる」というエクアドル産のバナナを採用。本物の美味しさを追求しただけでなく、砂糖を一切使わず、健康志向のドリンクというのも売りの一つ。地元で働く人や地域のおばちゃんたちも店を訪れている。


オープン直後からの人気ぶりは予想を超えるものだったというが、これは思い描く構想の第一歩に過ぎない。
「アクセスが不便なエリアでも魅力的なコンテンツがあれば人は来てくれる。そういう場所を増やしていくことでつながりが生まれ、ファンやリピーターになってくれる人が出てくるでしょう。雇用の場をつくり、最終的には移住してくれる人が出てきてほしい」。
冬季はホットバナナジュースの提供を検討中。そのほかにも、越前海岸の海の幸を使った、ハンバーガーのテイクアウト店や、手打ちうどんを振る舞う飲食店など、すでに次の一手を構想中だという。




(バナナボーイ)
【住所】福井県福井市蒲生町16-7-1(魚屋の喰い処まつ田駐車場内)
【時間】10:00~17:00
【休日】無休
【駐車場】あり
【HP】あり
【SNS】Instagram


月刊ウララ11月号(582円+税)は『訪れて愉しい街とお店』では、他にもまだまだ知らない“いいお店”をご紹介。また今、気になる場所・ヒト・コトをご紹介する『What’s Hot』もお見逃しなく。書店、コンビニ、通信販売で好評発売中です。ぜひご覧ください。



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#エンタメ#グルメ#月刊ウララ

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