【長坂真護のMAGO NOTE】
2021/01/12
CORONAをきっかけに、私たちの時代はそれまでとはまったく逆の方向に舵を切ることになりました。そもそも全員が同じように週5回ベースの勤務体系で、パフォーマンスが上がることは難しいと思っています。無理して出勤して、さらに体調崩すよりも、在宅で勤務して通勤時間をセーブしたり、集中力の高い時間に仕事をしたりと、そちらの方が圧倒的にパフォーマンスを上げられる人間も多くいます。
実は1年前から僕の会社では、「週休五日制で僕と働いてくれる人募集。」と人材を募集しています。数名から応募があり、2名のうち1人は当社の役員に、もう1人は当社の子会社の社長になりました。現に時間の拘束と精神的圧力から解放された弊社のスタッフの仕事ぶりは恐ろしく良く、とっても優秀な人材ばかり集まっています。さらに弊社は副業可能な大手に就職をしている人材を多くスタッフに迎えていて、某IT有名会社のデザイナーや、広報、企画戦略部に在籍し、某有名コンサルの人間も弊社のチームに在籍しています。もちろん副業可で、会社にいるときでも他社の仕事OK。さまざまな従来の縛りを取っ払うことによって、ストレスや制約を無くし、会社のメンバーがのびのびと仕事をできることが、一番のチームのモチベーションに繋がっているのです。
1年前からこのような社会状況を暗示していた訳ではありませんが、見事今の仕事のやり方にマッチしていたのです。みんなが自由に、ストレスがなく創造的で、勤勉な新しい働き方の改革がこれから一層進む。
5Gがより一層世界のネットワークを加速させ、情報交換が楽になり、将来的に衛星でインターネット技術も確立されるとか。これにより、アフリカの貧困地域や、山奥などのインフラ整備がないところでもインターネット接続が可能になり、世界中で人種を超えた多種多様な時代が訪れます。それに伴いAI技術も一気に向上して、シンギュラリティーが起こり、そもそも今まで人間がしていた仕事の殆どをAIがまかなっていく時代が来るでしょう。そうなれば、これからの私たちはもっと個人の尊厳を担保された領域の仕事を担っていくことになるはずです。
美術家 長坂真護
MAGO CREATION(株)代表取締役兼美術家 /MAGO Art & Study Institute Founder。サスティナブルを合言葉に、ガーナのスラム街に先進国が不法投棄した電子廃棄物を再利用し、美術品を制作販売。その利益をスラム街での新規雇用や完全無料の学校運営に。
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