【長坂真護のMAGO NOTE】

長坂真護のMAGO NOTE|『MAGO GALLERY』倉敷にオープン

2021/03/14

1月16日、岡山県倉敷市の美観地区に位置する、『倉敷ロイヤルアートホテル』内に『MAGO GALLERY KURASHIKI』がオープンしました。美観地区は紡績会社クラボウが財を成し、蔵造りの美しい街並みがその情緒を醸し出しています。クラボウのオーナーでもあった大原家の大原孫三郎氏が集めたピカソやゴッホ、モネ、レオナール・フジタの作品が飾られているゴシック建築の『大原美術館』をはじめ、軒先の店は、蔵をリノベしたカフェやジーンズのカスタムショップなどがあり、大変文化的でよく映画やドラマの撮影地にもなる美しい観光地です。

そこに位置するロイヤルアートホテルの宴会場を今回リノベーションしました。建築デザイナーは福井出身の匠・高岡勇治氏。コロナが影響し苦境に立たされていました。そんなとき、ホテルオーナーから「美観地区に、『MAGO GALLERY』を出したい」と、出店の依頼をいただいたのです。3つもある宴会場の稼働率は瀕死的状況で、それを仕切っていた宴会場担当者は、「地元企業の社長などの顧客リストはある、だからここに『MAGO GALLERY』を出すことが吉に出るのじゃないか、このコロナのピンチをチャンスに変えるには攻めるしかない──」。

オーナーは強い意志を持って、僕に話してくれました。現地を訪れ、美しい美観地区に僕も気に入り、堂々『MAGO GALLERY 倉敷』がオープンしたのです。さらに、ホテルの客室のデラックスルームには越前和紙とスワロフスキーをふんだんにあしらった「お月様ROOM」も開設しました。ぜひご予約の際はその部屋を選んでいただきたいと思います。この美観地域の英気を纏い、『MAGO GALLEY倉敷』は稼働していきます。文化に触れ、そして購入でき、ガーナの社会問題の救済をも担う、国内5店舗目の『MAGO GALLERY』。一度これを機にコロナ後、美観地区を訪れてはいかがでしょうか? その他、福井、滋賀、大阪、銀座で現在営業しています。

MAGO GALLERY OSAKA
大阪府大阪市中央区今橋1-1-3 IMABASHI GATE PLACE 1F
MAGO GALLERY SHIGA
滋賀県守山市吉身2-5-9
MAGO GALLERY FUKUI
福井県福井市中央1-13-4
MAGO GALLERY GINZA
東京都中央区銀座7-4-6 ACN銀座7丁目ビルディング5F
MAGO GALLERY KURASHIKI
岡山県倉敷市阿知3-21-19 倉敷ロイヤルアートホテル B1F
https://www.magogallery.online/gallery

美術家 長坂真護
MAGO CREATION(株)代表取締役兼美術家 /MAGO Art & Study Institute Founder。サスティナブルを合言葉に、ガーナのスラム街に先進国が不法投棄した電子廃棄物を再利用し、美術品を制作販売。その利益をスラム街での新規雇用や完全無料の学校運営に。
公式HP Instagram



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#コラム#アート#連載

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