【福井ラーメン探検隊】

カメラは捕えた! 日暮れと共に現れる琉球王国の秘宝 沖縄そば!|おきなわCAFÉ&BARうーじの森

2021/03/12

沖縄そば 800円

今回我々が訪れたのは越前市に昨年1月にオープンした『おきなわCAFÉ&BAR うーじの森』。ガソリンの給油ノズルが入口のドアノブになっており、店内にはアメコミのポスターやフィギュアが数多く飾られている、個性的でアメリカンテイストなお店なのだ。

ゴーヤチャンプルーなどをつまみにオリオンビールや泡盛で一杯……、といきたいところだが、我々の目的は「沖縄そば」だ! 沖縄生まれの店主が腕をふるう沖縄のソウルフードの味は果たして。

「丹念に仕上げたスープが中太麺にマッチ」

丁寧に脂を取った豚骨&カツオダシのあっさりスープが中太麺によく絡む。 具材には紅しょうが、ラフテー(豚の角煮)、かまぼこ、刻みネギといったオーソドックスな沖縄そばゆえに小細工は一切なし。しかし、素材の持ち味だけで旨さを十二分に引き出しているのだ。厚めのラフテーも長時間煮込まれてとろけるようなやわらかさ。豚肉や麺も沖縄のものを使用するのもこだわりだ。

なお、沖縄そばとソーキそばをよく混同しがちだが、ソーキそばは角煮ではなく骨付きソーキ(沖縄語でスぺアリブ)をトッピングしたものを指す。違いはそれだけでスープや麺、その他のトッピングはほぼ同じ。また、ソーキそばや沖縄の郷土料理・あしてぃびちをトッピングしたてびちそば、ゆし豆腐を加えたゆし豆腐そばも総じて「沖縄そば」となるのだ。



※アルコールが含まれます

「旨さと辛さに追い打ちをかける島唐辛子」

そして、店主におすすめされたのがコチラ「島こ~れぐすぅ」。島唐辛子で泡盛を漬け込んだ沖縄の調味料だ。スープに少しかけるとピリッとした辛さとなるが、味が締まり辛さの後に甘さが追いかけてくる。さらに辛さを増したいなら、粉末タイプの島唐辛子。ひと振りするだけで水が欲しくなるほど辛くなるので、かけ過ぎには注意が必要。心してかかるべし!

今回調査した『うーじの森』は18時30分から営業するバーであるが、開店時にこの「沖縄そば」を食べるためだけに来るお客さんも多いほど人気。また、沖縄出身の店主が作るチャンプルーやタコライスなどの沖縄料理をアテに、飲んだ後のシメとして楽しむのもおすすめだ。オリオンビールや泡盛とともに味わおう!

探検隊レポート

スープの濃さ:あっさり   
麺の種類  :中太麺
ボリューム :普通



おきなわCAFÉ&BARうーじの森
【住所】福井県越前市稲寄町5-9
【電話】0778-42-7339
【時間】18:30~24:00
【休日】月曜
【席】10席(個室あり)
【駐車場】8台
【HP】あり



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#グルメ#丹南#連載

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