日々URALA(ウララ)

月刊ウララ5月号『What’s Hot?』より。今、気になる場所・ヒトの一部をお見せします!


松井笑那 Naz House
花垣 荒島の郷 本醸造 株式会社南部酒造場
むつのはな
しろうるし
チーズと胡椒


エンターテインメントで
福井と世界を繋ぐ


松井笑那 Naz House


福井でスタートするミュージカルスクール『Naz house』。運営するのは若干20歳、江の島からやってきた女の子。しかし侮るなかれ、彼女のミュージカルに対する思いと経験は誰よりも突出している。
中学1年時にミュージカルという、ダンス以上の表現方法に傾倒、2年時には劇団のユースシアターに参加し、国内外のステージに立つ。

その後、アメリカの表現教育集団のワークショップに参加し、表現技法の幅を広げていった。「ミュージカルという表現教育は自己肯定感の連続です。だからこそ、演じる側よりも演じる人たちをサポートすることでより笑顔を作っていきたい」と、教える側の魅力に気付き、以降はミュージカルセラピーを含め全国はおろか、世界中を飛び回ることになる。




「北九州で障害を持つ子供に教えたことがあるのですが、みるみる子供たちの表情が明るくなったんです」。移動を含めそれらの費用もすべて自分で稼ぎ、自分でやりくりしてきた。すべてはミュージカルのために。

ミュージカルを通じて出会った福井の人のつてで初めて福井に来た。「エンターテインメントに対してのボキャブラリーが低いから、自分が繋ぎ役となって、福井の子どもたちの世界を広げるお手伝いをしたいと思っています」。福井からでも世界に向かえる。その道筋は今始まったばかり。


PROFILE
2000年神奈川県藤沢市生まれ。ミュージカルに傾聴し、高校生の頃からミュージカルのワークショップ運営側に立って、世界中の子どもたちに指導。プノンペン大学でも教壇に立った経歴も。2021年福井で『Naz house』を開設。Nazとはウルドゥー語で「他人からもらった無条件の愛によって生まれる心の安定」という意味

Naz house
【住所】福井県坂井市春江町江留下高道95-5
『Living space Atha.』内   
【HP】あり

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観光名産のフラッグシップに。
すべて大野で作られた銘酒。


花垣 荒島の郷 本醸造 株式会社南部酒造場

御朱印をイメージしたロゴは、旅の思い出にという意味も込めている。720㎖ 1650円(税込)

1本ずつコースターが付いており全部で6種類。裏面はメモとなっているので、一言コメントを添えて相手にプレゼント、ということも。

北陸新幹線開業、中部縦貫自動車道開通。福井に向けての交通インフラは着実に整備され始めている。来たるべき誘客に向けて、奥越・大野に観光のハブ的存在、『道の駅越前おおの 荒島の郷』が完成。県内唯一の日本百名山・荒島岳を冠名にするなど、自然の美しさを前面に打ち出す道の駅になった。

ここには大野の名産が余すところなく並べられているが、他の道の駅よりも広めに取られているスペースが地酒コーナーだ。大野市には4つの蔵元、1つのワイナリーが点在する。名水の地であることは、そこで育てられた作物も恩恵を受けているわけで、水と米の旨い土地、というのは自明の理。ならば酒ももちろん旨い。『花垣』を擁する『株式会社南部酒造場』は、この道の駅開業に向けて、名産品のフラッグシップたる地酒を醸した。その名も『花垣 荒島の郷 本醸造』。




開発に向けてこだわったのは米と水。すべて大野産に絞り、まろやかな中にもキレを感じる本醸造酒が完成した。「大野の料理にも合うように作りました。山菜の天婦羅はもちろんですが、ホルモンも意外と合います。口の中の脂分を流してくれるので、両方の味をしっかり感じることができます」。旅の土産に、誰かへのプレゼントに。大野からまた一つ銘酒が生まれた。

株式会社南部酒造場
【住所】福井県大野市元町6-10
【電話】0779-65-8900
【時間】9:00〜17:00
【休日】無休
【HP】あり

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福井の風土や料理人の想いが宿る、
和食の神髄「茶懐石」をゆるやかに愉しむ。


むつのはな

むつのはな

写真はベーシックコースの一例。この日は味真野茶のアペリティー(食前茶)に始まり、五味の膳、椀物、焼物、ごはん、香のもの、デザート、抹茶という内容。NIIHOコースでは、知る人ぞ知る滋賀の精肉店『サカエヤ』の牛肉をメイン料理に使用(1週間前に要予約)。

越前漆器の産地として知られる鯖江市河和田町。山間の小さな田舎町に週2日限定の料理店がオープンした。「この店に来てもらう道中も楽しんでもらえたら」と店主の五十嵐さんが話す通り、少し郊外にあるこの店を目指す途中には季節の彩りが美しい風景が広がり、それはまるでこれからはじまる美味しい時間のアミューズ(前菜)のよう。

店主である五十嵐美雪さんは京都で和食を学んだ後、東京へ。ミシュラン一ツ星のイタリアンレストランで副料理長として活躍した経歴を持つ。茶の湯者でもあり、茶会なども開催している


メニューはこれまで五十嵐さんが培ってきた和食、イタリアンの技術や感性と共に、自身が習得してきた茶の湯の文化を取り入れた、和食の神髄ともいうべき「茶懐石」をゆるやかに提供してくれる。さまざまな縁で出会った地元生産者の水産・農作物や自らが野山で獲ってくる旬の食材を用い、すべての品に福井の風土や料理人である五十嵐さんの想いが宿されていく。「メニューはその時に手に入る食材を見て決めています。自分の“数寄(好き)”を加えて、『むつのはな』らしい料理を堪能していただけたら」。お椀の蓋を開けた “瞬間の驚き”や口に運んだときの“ワクワク感”を大切にし、料理だけではない、クラシカルな越前漆器や切子グラスなども手になじみ、心地良い。

丁寧に作られた一皿ごとのストーリーや想いを聞きながら真の「食を愉しむ」。この店を目指して河和田を訪れる価値があると実感するはずだ。

むつのはな
【住所】福井県鯖江市河和田町24-13
【電話】090-5178-2414
【時間】11:30〜16:00(水・木曜のみ)
【休日】金〜火曜
【SNS】Instagram

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世界を旅する気分にさせてくれるポーランドの器、そして希少な漆器。


しろうるし

カップは3000円〜。ドリンクはお菓子付き500円

世界を旅するカメラマン・畑勝浩さんがポーランドで一目惚れした器たち。そこにデザイナーで奥様の由紀さんのセンスが組み合わさった店が、和紙の町に誕生した。ポーランド独特のデザインは、高級感がありながら愛くるしさもあるマグカップ。唇がフィットして実は飲みやすく、店内の喫茶スペースではこの器を使用している。

店名は職人だった義父の作った希少価値の高い「しろうるし」漆器のような店に、との思いから。

器と共に畑さんが世界中で味わい、良いと思ったコーヒーや紅茶、スープで“世界旅行”を楽しんで。

しろうるし
【住所】福井県越前市粟田部町34-30
【電話】0778-43-0351 (ミドリ写真館)
【時間】10:00~16:00
【休日】月曜・不定休あり
【席数】5席
【駐車場】2台
【HP】あり




“麺の味を楽しむパスタ”という新概念のイタリア食堂。


チーズと胡椒

手延べパスタは770円〜
まかないのつもりで作った「出汁巻きカツサンド」750円が大好評過ぎてメニューに。

パスタマシーンも使わない、人の手でのみ延ばして作る、まさに手延べパスタ。そばは塩だけで食べるのが旨いように、打ちたてのパスタもチーズと胡椒だけが旨い。ローマ三大パスタの名を冠した『チーズと胡椒』、それはオーナーのこだわりが存分に詰まっている店。チーズも胡椒もひと手間ふた手間が施され、麺の味を引き立たせている。さらに肉の旨味が後追いで広がる自家製ロースハムなどの肉料理やワインも取り揃えているので、バルのような使い方も楽しめるのがいい。

チーズと胡椒
【住所】福井県福井市文京4-5-19
【電話】0776-89-1639
【時間】11:00〜21:00
【休日】木曜
【席数】22席
【駐車場】2台
【HP】Instagram Twitter

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