月刊ウララ5月号『What’s Hot?』より。今、気になる場所・ヒトの一部をお見せします!

2021/05/11

福井の風土や料理人の想いが宿る、
和食の神髄「茶懐石」をゆるやかに愉しむ。


むつのはな

むつのはな

むつのはな
写真はベーシックコースの一例。この日は味真野茶のアペリティー(食前茶)に始まり、五味の膳、椀物、焼物、ごはん、香のもの、デザート、抹茶という内容。NIIHOコースでは、知る人ぞ知る滋賀の精肉店『サカエヤ』の牛肉をメイン料理に使用(1週間前に要予約)。

越前漆器の産地として知られる鯖江市河和田町。山間の小さな田舎町に週2日限定の料理店がオープンした。「この店に来てもらう道中も楽しんでもらえたら」と店主の五十嵐さんが話す通り、少し郊外にあるこの店を目指す途中には季節の彩りが美しい風景が広がり、それはまるでこれからはじまる美味しい時間のアミューズ(前菜)のよう。

むつのはな
店主である五十嵐美雪さんは京都で和食を学んだ後、東京へ。ミシュラン一ツ星のイタリアンレストランで副料理長として活躍した経歴を持つ。茶の湯者でもあり、茶会なども開催している


メニューはこれまで五十嵐さんが培ってきた和食、イタリアンの技術や感性と共に、自身が習得してきた茶の湯の文化を取り入れた、和食の神髄ともいうべき「茶懐石」をゆるやかに提供してくれる。さまざまな縁で出会った地元生産者の水産・農作物や自らが野山で獲ってくる旬の食材を用い、すべての品に福井の風土や料理人である五十嵐さんの想いが宿されていく。「メニューはその時に手に入る食材を見て決めています。自分の“数寄(好き)”を加えて、『むつのはな』らしい料理を堪能していただけたら」。お椀の蓋を開けた “瞬間の驚き”や口に運んだときの“ワクワク感”を大切にし、料理だけではない、クラシカルな越前漆器や切子グラスなども手になじみ、心地良い。

丁寧に作られた一皿ごとのストーリーや想いを聞きながら真の「食を愉しむ」。この店を目指して河和田を訪れる価値があると実感するはずだ。

むつのはな

むつのはな
【住所】福井県鯖江市河和田町24-13
【電話】090-5178-2414
【時間】11:30〜16:00(水・木曜のみ)
【休日】金〜火曜
【SNS】Instagram

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#エンタメ#人物#月刊ウララ

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